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- Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122051485
感想・レビュー・書評
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儒教のことを学びたかったので読んだ。
わかったようなわからなかったような……。
天と地、祖先を祀り、恥じぬ生き方
わりと漠然とした心のあり方?
だけど受験科目になったり、礼を重視したりして人を縛ってる
日本はいいとこ取りしたっぽい詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
儒教=論語=孔子と、単純に捉えていたが、そんなものじゃないんですね。
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儒教という言葉は嫌いだ。儒学、儒が宗教的になり、封建制度を支えるバックボーンとなって(日本でも徳川時代の武士の学問)、本来の孔子の教えとは違ってきている。この本に書かれている儒の歴史は儒の中にもそういった体制に取り込まれた儒を批判する動きもある事が詳しく書かれている。最後にプリンストン大学の余英時教授の言葉が印象的だった。現代儒学を「遊魂」と表現している。「西方の勢力に解体され儒学は死体から解放された。」今自由になった儒は本来の姿に戻って今の時代によみがえってきているのではないかと思う。