琵琶湖周航殺人歌 (中公文庫 う 10-26)

著者 : 内田康夫

• 中央公論新社 (2009年8月1日発売)

感想・レビュー・書評

[princesseagathaさんの感想 · 2014年10月10日]

「琵琶湖の水を守る会」の会長が、自宅で何者かに殺された。容疑がかかった未亡人を救ってほしいと友人から頼まれた浅見光彦は、急遽琵琶湖に向かう。そこで光彦を待っていたものは、汚染された琵琶湖の無惨な姿と、環境問題に揺れる地元の確執だった。続けて起こる殺人事件の背後に巨大な悪の影を見た光彦は果敢に敵に向かって行くが!?

[hase117さんの感想 · 2010年5月2日]

琵琶湖周辺の観光開発による水質汚染が進む中、『水を守る会』の会長が変死。会長の妻に疑惑がかかる。妻の無実を信じる浅見は調査を開始するが!?

[あゆむさんの感想 · 2009年11月9日]

自殺と思われた殺人事件を追う浅見さん。琵琶湖の汚染に絡めたお話。

著者プロフィール

１９３４年東京都北区生まれ。１９８０年に自費出版した『死者の木霊』で衝撃的デビュー。主人公の信濃のコロンボこと竹村警部が活躍する作品に加え、１９８２年に刊行された『後鳥羽伝説殺人事件』で初登場した浅見光彦を主人公にしたミステリー作品は大ベストセラーに。映像化作品も多数。２０１８年逝去。

「2022年 『箸墓幻想』 で使われていた紹介文から引用しています。」