完全版 - ゴッホの遺言 (中公文庫)

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著者 : 小林英樹
  • 中央公論新社 (2009年10月24日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122052185

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完全版 - ゴッホの遺言 (中公文庫)の感想・レビュー・書評

  • 何年か前のゴッホ展で買った絵葉書が壁に貼ってあるが、たしかに「スケッチ」は、これとはずいぶん違うなあ。言われてみれば絵心のない人でも納得できるな。ゴッホ展で、部屋の再現までしてたけど、この絵の凄さは全然わかってなかったと反省。ひろしま美術館の「ドービニーの庭」も、この本読んでから見るとまた違っただろうに。帰りに買ったんだもんなー。贋作とか、自殺の原因とか、そういうことも確かに興味深くはあるけれど、そんなことどーでもよくなるほど、ゴッホの絵は人の心を惹きつけるよね。

  • おもしろい。
    ゴッホの人生や死をその作品や書簡から読み解き、真相を明かそうとする推理小説。
    ゴッホに興味ある人は、是非読んでほしい。ゴッホの作品やその生涯に関する新しい見方がみえる。

  • 現在、ゴッホの真作とされている作品に対する
    著者の主張なのだが
    読めば読むほど納得させられる。

    「贋作」を歴史的な背景や出どころの由緒正しさで無批判に受け入れていたことを。
    それを見破るくだりがまさに推理小説顔負けの面白さ。

    なぜここまで言われて美術界はまだ「真作」としてその作品を扱っているのか。
    是非、反論を聞かせてほしいものだ。

    そして著者の溢れんばかりのゴッホへの愛の大きさよ。
    個人的にはあまり印象主義は好きではなかったのだけれど
    読み進めるうちに引っ張られるようにして
    ゴッホの人間的魅力や作品自体が持つ訴求力に
    ぐいぐい惹かれている自分がいた。

    美術を敬遠する人もゴッホ好きの美術愛好家にも是非読んでほしい。

    タイトルに力があり過ぎて少し損をしているけれどかなり親しみやすい本ですよ。

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完全版 - ゴッホの遺言 (中公文庫)の作品紹介

画家でもある著者が、ゴッホの代表的な作品とされる、或る「スケッチ」について絵画法の観点や弟テオとの間で取り交わされた書簡等の解読により、贋作であることを証明しつつ、ゴッホの最期のメッセージを読み解き、自殺の真相を鮮やかに描き出す。2000年の日本推理作家協会賞受賞作を改訂した決定版。

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