- Amazon.co.jp ・本 (450ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122052406
感想・レビュー・書評
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小学生の頃に流行ったプロフィール帳の大人バージョン見てるみたいで全然難しくなくて面白かった。
これは下巻も欲しくなる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
大作曲家たちの生い立ちから生きざま、他の作曲家との関係、交友関係等をこと細かく記した本の上巻。
本巻で取り上げられているのは、バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、ベルリオーズ、メンデルスゾーン、ショパン、シューマン、リスト、ワーグナー。
著者自身が作曲家なので、彼らの生きざまが作風へどう影響しているのか洞察が加えられていて興味深い。
ただ大作曲家と呼ばれる人たちはいずれもひと癖もふた癖もある人たちで、癖がないのはメンデルスゾーンくらいか。特にベルリオーズとシューマンとワーグナーは強烈だった。 -
好きな作曲家の斜め読み。
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クラシックの偉大な作曲家たちの経歴をとおして、その人物と音楽を知ることができる本。
作られた曲自体ではなく、そうした音楽を作った人間の背景に着目している点が面白い。 -
クラシックというとなんだか高尚なイメージが付きまとうが、高尚云々はさておき音楽という意味ではロックやジャズと同類とも言えるわけで、ジャズやロックのスターが破天荒な人生を歩んだのなら、クラシックの大作曲家が破天荒な人生を歩まない道理はない。その実、クラシックの大作曲家の中には、かなりアレな感じの生涯を送った人が相当数いるのである。たとえば、ベートーヴェン、ベルリオーズ、ワーグナーあたりは、ちょっと友人にはしたくないタイプ。詳細は本書を読んでください。