ニライカナイの語り部―作家六波羅一輝の推理 (中公文庫)

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著者 : 鯨統一郎
  • 中央公論新社 (2010年1月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (341ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122052659

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ニライカナイの語り部―作家六波羅一輝の推理 (中公文庫)の感想・レビュー・書評

  • “ニライカナイ”は海の彼方にあるという楽園か、それとも…?伝説に心惹かれたミステリ作家・六波羅一輝は沖縄に発つ。取材を始めた矢先、東京で女性の変死死体が見つかる。背後にはテーマパーク建設をめぐる対立と、住処を荒らされると復讐するというキジムナーの伝承が。六波羅一輝の推理が冴える、シリーズ第2弾。

  • 読めないわけじゃないが。面白くはない。日本語の使い方を知識としても知らない編集者ってこんなもの?若いからか?そして何故いちいち登場人物の身長と体重を書くのだろうか。それをやられると一気にラノベ気分になってくる。そしてこの作家、はっきり言って人に頼りすぎでひどい。

  • 3- 

    極力無駄を省いたシンプルで軽快な描写がこの作者の持ち味だが、本作は少し端折り過ぎな感があり、説明不足なまま都合良く物語が展開されるので、どうにも説得力は弱い。もっとも事件の謎そのものには、いちいち説明を付けているのでそれなりに形にはなっている。しかし、何ぶん序盤の謎の提示し方が断片的すぎるせいか焦点がぼやけてしまい、故にいまいち大した興味を持てず、最後に、真相はこうだ!と言われても、はあそうですか、ぐらいの感想しか抱けない。悪い意味で2時間ドラマ的とも言える(そういやこのシリーズはドラマ化されている)。
    そういう意味ではシリーズ前作より少し落ちるかなあという印象だが、前作を事前に読んでいれば、民俗学蘊蓄や日本語誤用のやりとり、ライターズハイ現象などが、2作目にして既にお馴染みの描写になっていることにニヤリとさせられるだろう。そういったパターンで書いていくのもこの作者お得意のやり方だとわかれば、ニヤリも二重となって更に楽しい。まあシリーズものなりの楽しみ方ができるのは歓迎すべきことなのだが、ただ、それだけでは寂しいし飽きるし物足りない。

  • シリーズ一作目に引き続き民俗学の考証をテーマに据えたミステリー。
    今回のテーマは、海上にあるとされる伝説の楽園”ニライカナイ”

    ニライカナイという音の響きにまず惹かれる。沖縄の方言は古語をよく残しているという話はどこかで聞いた事があるが、言葉に惹かれるのはその為なんだろうか・・・
    ストーリーはいくつかの殺人と共に伝承の考察が進んでいく。
    小難しい話も自然にストーリーと調和していて違和感がなく面白い。

    しかしニライカナイの伝説に興味が行き過ぎて読み終わった後に殺人の内容がいまいち頭に入っていなかったww

  • 六波羅一輝シリーズ2作目。今回の舞台は沖縄。

    もともと期待していた民俗学的薀蓄が前作より多く散りばめられていた点は良かった。しかしながら前作でみなみの暴走が結構鼻についたのが、今回は一輝の恋愛のウブさが妙に鼻についたのは、読み手の好みの問題か。自動筆記は今回ももちろん登場するが、うーん、やっぱり反則技としか思えない、、、。シリーズ続編を読み続けたい、、、とは思えなかったorz

  • “ニライカナイ”は海の彼方にあるという楽園か、それとも―?伝説に心惹かれたミステリ作家・六波羅一輝は沖縄に発つ。取材を始めた矢先、東京で女性の変死死体が見つかる。背後にはテーマパーク建設をめぐる対立と、住処を荒らされると復讐するというキジムナーの伝承が…。六波羅一輝の推理が冴える、シリーズ第2弾。

  • 文章が「若者向け」っぽい感じがする。
    章の切れ方が連載ものっぽい引っぱり方で、
    例えば初出が「中学○年生」みたいな月刊誌に
    連載かな...とも思える。違うみたいだが。

    軽く健康的なお色気シーンがあったり、
    主人公の恋心が中学生みたいだし、
    最期の謎解きはけっこう強引で、
    全体的に赤川次郎テイストか。

    が、随所に鯨氏らしい独特の歴史解釈と
    うんちくがちりばめられており、
    楽しく読める感じではある(^ ^

  •  沖縄に行ったことがないのでイマイチ空気が伝わってこなかった。
    遠野も行ったことがないけど、そこは山奥のイメージで。
    今回は探偵の出番が少なかったような。。。どうでもいい、女性裸恐怖症なんていうのも出てきたけど、イマイチ必要がないような。。。
    もうミステリーには期待しないので、みなみとの関係とかそういうのを楽しませてほしいような。。。
    次は迷い中。

  • 前作が遠野物語、今回は沖縄のニライカナイを題材に…前作に比べると平凡に感じた。

  • 沖縄の地名って難しい…
    売れない推理作家・六波羅一輝と編集者・北村みなみが再び殺人事件に巻き込まれる。
    ちょっと頼りない一輝だが、謎解きは見事。

  • 六波羅一輝が主人公の作品はこの他に「白骨の語り部」、「都・陰陽師殺人」とあるようなので、今度読んでみたいと思います。

    物語の主人公はデビューしたものの、次回作が書けず悩んでいるミステリ作家・六波羅一輝で、「ニライカナイの語り部」ではタイトル通り沖縄に行き(元々は取材旅行)、そこで発生するニライカナイランドに関連する連続殺人事件を解決するまでが描かれています。


    沖縄に関する言葉のこと、伝承のこと、ニライカナイのこと、キジムナーのことなどといった蘊蓄については、かなりの深みがあって、読み応えはあるんですが、肝心の推理の部分がちょっとあっさりし過ぎていた印象がありましたね・・・

    とくに真犯人を突き詰める当たりは、ロジックの積み重ねではなく六波羅一輝の第六感に頼り切っているので、(きっちり調べた)蘊蓄の部分とのギャップが大きく感じてしまい、物足りなかったですね。

    もっとも、鯨統一郎さんの作風としては、どこか突き抜けた主人公が出てくるのが「常」ですから、物足りなく感じつつも「これぞ鯨統一郎!」と思うところも多くあるので、全体としては高評価の作品です。

  • 2010/1/23 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
    2013/9/3〜9/5

    六波羅一輝シリーズ第二弾は,沖縄へ。前回の遠野取材を作品化しないまま,次の取材旅行は沖縄沖縄。ニライカナイ伝説をベースにいつもの展開。シリーズものはこうでなきゃ,という安心感。11月に沖縄に行かないといけないので,舞台となった喜屋武岬にでも行ってみるかな。
     確かこのシリーズは土曜ワイド劇場でドラマ化されていたと思うが,旅,地域の伝承,ミステリとまさに2時間ドラマにうってつけの素材。鯨さんは最初から狙ったのか?

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