漂泊 (中公文庫 と 25-19 警視庁失踪課・高城賢吾)

著者 :
  • 中央公論新社
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感想 : 59
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  • Amazon.co.jp ・本 (449ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122052789

感想・レビュー・書評

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  • 愛美が井形の事を嫌いなのは、ちょっとした嫉妬心だったのかな。

  • 途中までいい感じでしたが、最後の結末が少し物足りなかったかな。主人公が少しずつ、以前のように戻っていくのもこのシリーズを読む醍醐味ですね。
    最後がどうなるか楽しみですが、期待し過ぎてがっかりしないようにしなくては。

  • 高城賢吾シリーズ。
    今回の事件には有名作家が絡む。プロともなるとアイデアの枯渇が一番怖いだろう。編集者の果たす役割はかつて以上に大きくなっていると思われる。

  • 火事の現場から発見された二人の遺体。
    その内の一人の身元がなかなか判明しない。
    捜索願いの出されている作家ではないかということで、失踪課が担当することに。
    今回メインになるのは小説家。
    刑事ものが得意な堂場瞬一が描く、自分本来の姿である小説家の心理や思い。
    読みごたえあり。

    2013.12.8

  • もう一捻りあるかと思ったが、安定したおもしろさはあった。

  • よく考えなくても4巻。
    3巻を飛ばしてしまった。しかし、まぁ支障はない。

    今回は失踪人が物書きさんだったせいか、なんとなく親近感がわく。
    そう、物語のアイデアを出すのも、物語を書き上げるもの大変だと思う、とかそんな感じで。

    堂場さんの話は安定していて読みやすい。
    中年おじさんの心情がわかりやすく感じるのもなんだかだけど、でも明神は変わらず可愛いわ。うん、なんかね。
    井形もどうなるのかな。

    主人公高城がだんだんと人生に復帰してきたことを感じる。
    でもこの話、どう持っていくのだろうかなぁ。

  • シリーズものって、どうしても続きを読んでしまいますよね。でも安定した面白さがある。作中のミステリーに対するいろいろな登場人物の考えや作家の心理等、この作者の心情の苦悩の欠片でしょうか。

  • 既読

  • #読了。警視庁失踪課・高城賢吾シリーズ第4弾。チームで飲みに行った直後、明神が火災に巻き込まれる。そこには身元不明の2人の死体。作家が巻き込まれたのではないかと、捜索するものの。。。編集者とのやり取りの中に出てくる、小説家の現状は興味深い。実体験なのだろうか?

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著者プロフィール

堂場瞬一(どうば しゅんいち)
1963年茨城県生まれ。2000年、『8年』で第13回小説すばる新人賞受賞。警察小説、スポーツ小説など多彩なジャンルで意欲的に作品を発表し続けている。著書に「刑事・鳴沢了」「警視庁失踪課・高城賢吾」「警視庁追跡捜査係」「アナザーフェイス」「刑事の挑戦・一之瀬拓真」「捜査一課・澤村慶司」「ラストライン」「警視庁犯罪被害者支援課」などのシリーズ作品のほか、『八月からの手紙』『傷』『誤断』『黄金の時』『Killers』『社長室の冬』『バビロンの秘文字』(上・下)『犬の報酬』『絶望の歌を唄え』『砂の家』『ネタ元』『動乱の刑事』『宴の前』『帰還』『凍結捜査』『決断の刻』『チーム3』『空の声』『ダブル・トライ』など多数。

「2023年 『ラットトラップ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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