蛮社始末 (中公文庫 う 28-2 闕所物奉行裏帳合 2)

著者 :
  • 中央公論新社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122053137

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ第二弾。

    今回は、洋学者達が弾圧された“蛮社の獄”がベースとなって展開していきます。

    元遊女の朱鷺が、少しずつ人の心を取り戻しつつあるかも。

  • 榊と鳥居耀蔵が決裂しそうでしない面白さ。

  • 第二弾
    今回は蛮社の変に絡む事件。
    蘭学嫌いの鳥居の仕掛けた罠に、彼の元を離れずどう解決するのか?
    水野老中と鳥居との今後が予見させる内容?

  • 闕所物奉行シリーズ2
    水戸様との攻防で勝利を収めた
    今回は高野長英の屋敷から(ああ、闕所ね)
    統幕のメモが!
    暇なお役であったはずの闕所物奉行って
    物語になるんですね~

  • 購入した日:2010/5/23
    読了した日:2010/5/23

    やっぱり
    上田秀人はオモシロイ。
    佐伯泰英と二分している感じがする。

    さて、第2段。

    いわゆる蛮社の獄をモデルにしている巻。
    妖怪鳥居は相変わらずイヤなヤツですが、
    一方的に使われないようにする扇太郎の
    ハタラキが興味深い。

    あっという間に
    至福の瞬間は過ぎました。

    新連載を始めるみたいだけど、
    シリーズものをそれぞれもっと進めてほしい。

  • 5/23-5/25

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著者プロフィール

上田秀人
一九五九年大阪府生まれ。大阪歯科大学卒。九七年小説CLUB新人賞佳作。二〇〇一年作家デビュー。歴史・時代小説を中心に活躍。主な文庫シリーズに「闕所物奉行 裏帳合」(中公文庫)、「禁裏付雅帳」(徳間文庫)、「聡四郎巡検譚」「惣目付臨検仕る」(光文社文庫)、「奥右筆秘帳」(講談社文庫)、「町奉行内与力奮闘記」(幻冬舎時代小説文庫)、「表御番医師診療禄」「高家表裏譚」(角川文庫)、「日雇い浪人生活録」(ハルキ文庫)、「辻番奮闘記」(集英社文庫)、「勘定侍 柳生真剣勝負」(小学館文庫)など。一〇年『孤闘 立花宗茂』(中央公論新社)で第十六回中山義秀文学賞を受賞。二二年「百万石の留守居役」
シリーズ(講談社文庫)で第七回吉川英治文庫賞を受賞。『翻弄 盛親と秀忠』(中公文庫)など著書多数。

「2023年 『夢幻(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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