裂壊: 警視庁失踪課・高城賢吾 (中公文庫 と 25-20 警視庁失踪課・高城賢吾)
- 中央公論新社 (2010年6月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (459ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122053250
感想・レビュー・書評
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失踪課の室長が突然失踪。そして女子大生の捜索願が出され、二つの出来事の関連性が見えてきますが、捜査課存続をかけた(?)査察までになんとかしなければならないという時間との闘い。所属員たち皆がそれぞれの場所で奮闘します。家族を失った高城と家族関係を失った阿比留との会話が切ないです。特に高城さんの行方不明になった娘の死を確信する哀しさ、あまりにも重いです。
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普段役に立たない森田、六条も含めて、失踪課のメンバーがまとまって、いいチームだ!と思ったのに、ラストでは課内がぎすぎすしているとは…。
そんな状態で、次回事件はどうなるのか気になる。 -
もっと深く。
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失踪課の阿比留室長が失踪?!
そんなとんでもない事態の発生に、査察をまじかに控える失踪課は、そのタイムリミットにむけて、翻弄される。
同時発生の、女子大生失踪も絡み、事態は混迷の一途をたどる。徐々に明らかにされる室長のプライベートの一面。
失踪課の存亡がかかった事件に、お荷物扱いだった森田と舞も組織の一員と動き始める。
このシリーズ、ますます目が離せない。続けて第六弾へ。 -
失踪課の色々な意味で個性豊かというか、キャラのたった面々が、それぞれの個性を活かして、事件の解決に向かっていく、テンポの良いストーリー展開は良かったが、母と娘の関係は中々重いテーマ。
父と息子は良くあるけど、母と娘は一度作られた壁を崩すのはより大変そうだ。 -
んー室長の暴走?
ストーリーに無理があります。
最犯人逮捕の瞬間もあっけない。
高城と室長との確執が高まるまま続編はがありますって感じがありあり。
失踪課がだんだんまとまってきた雰囲気を出そうとしてるのでしょうが、逆に個性的なキャラが薄まるのではないか?と感じます -
シリーズ第5弾 どんどん登場人物の人間味だとかそれぞれの事情だとかがでてきて面白い。ただ、このシリーズにはいつも展開に無理を感じてしまう。第2弾の時に近い感じがあった。室長に対する性急さは少し異常ではないかと思った。中盤から後半への展開にはさすがに読ませてくれる。ただ物語の導入部分の強引さはさておき、あの場面で鳴沢刑事の名前をだす遊び心は必要ないと思う。
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いやー・・・
続きを期待させますね~。
正直、ワンパターンではあるんだけど、徐々に人間臭さが出てきて、本音でぶつかり合っていく姿には迫力があります。