SRO―警視庁広域捜査専任特別調査室〈1〉 (中公文庫)

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著者 : 富樫倫太郎
  • 中央公論新社 (2010年11月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (442ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122053939

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SRO―警視庁広域捜査専任特別調査室〈1〉 (中公文庫)の感想・レビュー・書評

  • やっぱり警察小説はおもしろい。
    しかし、最後の爪を剥ぐところは文字だけとは言え、その光景が浮かび、気持ち悪かった・・・

    この話は、日付が細かく設定されていて、読み終わってから見直したら、今まで誰も気づかなかったシリアルキラーによる難事件が、たったの七人で二週間ほどで解決されてた。
    内容はおもしろかったけど、こんなに短期間で犯人逮捕できるのだろうか?と疑問に思わずにはいられない。

  • おもしろい!警視総監や上司の一声が葵の御紋な世界で、水戸黄門ならぬ隠密同心が凶悪犯にせまる。

    最近、脳内3Dが癖になり、ついつい登場人物に俳優さんを割り振っちゃう。30代エリートコース狙いの芝原麗子役が決まらない。ピタリな人、いるのかな。

  • 最後はソワソワさせられた。
    殺害場所などに土地名が数カ所出てくるけど、位置関係を把握してないと場所がこんがらがる。

  • 警視庁に新設された日本版FBI的な部署の話。日本にはイないとされてるシリアルキラーが実はいるんじゃないかとものすごい頭が切れる室長で警視長の山根が追う。
    富樫さんの本は初めて読んだがSROの人物設定がよく面白かったシリーズ読んでみたい。十何年犯行を繰り返してきたシリアルキラー夫婦は山根さんが捜査し始めたらあっさり見つかっちゃったけど今後に期待。
    アーロン・ホッチナーばりに頑張って欲しい。

  • 面白かった。
    何十年に渡って女性を誘拐し殺してきた、「シリアルキラー」をプロファイリングを駆使して追い詰めていく。
    SROのメンバーのキャラが立っていて、それぞれ気になる過去を持っている。
    謎解きが面白いというより、捜査の過程やキャラクターが面白かった。
    次巻が楽しみ。

  • 警察サイドのキャラはともかく、犯人キャラが印象に強烈。あまり日本の小説で出てこない感じの描かれ方と思う。

  • たった7名で構成されているSRO(Special Research Office for Extensive Investigations)。
    警視長1名、警視正2名、警視1名、警部1名、そして会計などを扱う事務職2名。
    アンバランスな人員が配置されている部署だ。
    それぞれが裏事情をかかえている。
    ある者は出世と引き換えにスパイ行為を強要されている。
    ある者は自らスパイ行為を引き受けている。
    ある者は不祥事を起こして隔離されるようの移動させられた。
    ある者は監視対象として新設部署に押し込められた。
    互いに反発しあい、不協和音を奏でながら「ドクター」と呼ばれる連続殺人犯を追っていく。
    白骨となって発見された遺体は、治療痕が残る歯は抜かれ指は切断されている。
    そして、なぜか石灰が遺体にはかけられていた。
    わずかな手がかりをもとに、徐々に真犯人に迫っていくSRO。
    序盤ではあれほどバラバラだったメンバーが、いつの間にか「ドクター逮捕」に向かってひとつになっていく。
    広域捜査をする権利を獲得し、県警や所轄に縛られず自由に捜査できる。
    そして、SROに対する確固たる後ろ盾の存在。
    これらによって初めて可能になったSROの捜査は、犯罪を食い止めるために動き出す。
    ラストに訪れる犯人との対峙は緊張感あふれるものだった。
    シリアルキラーというのはこんな人なんだろうか?と、妙なリアル感とともに怖さを感じた。
    警察内部の内紛や足の引っ張り合いなども描かれ、犯罪を捜査する・・・そのことの難しさも伝わってきた。
    はたして次の作品ではどんな事件に遭遇するのか。
    楽しみである。

  • 大興奮。どうして今まで知らなかったのか!しかし警察社会とは難儀なものよのう。

  • いや、自分も性善説はとりたい方ではあると思うんだけど、いくら何でもこの後半からバタバタ-っと結局善と正義が勝つみたいな流れは萎えるわー。

  • 一応ミステリーかな?正直好みの問題なんですけど、文章は全く好きじゃないです。でも内容は悪くなかったかな…キャラはまあ癖がありそうだし、これからの話の導入編って感じでしたね

  • 面白かったけど、大して内容が内容なあるようなでした。続編読むかは検討中

  • 富樫さんが警察物というのがびっくりした!面白かった、けど、細かい描写はちょっと鼻につくところが多かったかな……昭和の男性が好む刑事ドラマだな、というかんじ。とはいえキャラたちの今後が気になるしシリーズで借りてるし読むー

  • 文章は稚拙な印象があるので、この富樫倫太郎という作家の実力は大したことないように思う。展開も無理があるというか、まあ好みではない。
    p.269 室長山根が被害者家族への丁寧な接触を心がけた背後にある心構えを語った一節
    「人間は習慣の動物だし、本質的には怠け者だから、仕事を雑に片付ける癖がついてしまうと、それが当たり前になってしまう。だから、毎朝、ベッドで目を覚ましたとき、いつもこう考える。おれは今日死ぬかもしれない、人生最後の日になるかもしれないってね。そうすると、どんなに面倒なことでも、どんなに忙しいときであろうが、とても手抜きなんかできない。貴重な時間を使って仕事してるんだから、最後までしっかりやろうと気持ちが引き締まる。へとへとに疲れてしまって、もうどうでもいいや、さっさと仕事を終わらせてしまおうと考えることもある。そこでもう一度、立ち止まって自分に問いかける。おい、新九郎、そらでいいのか。おまえの人生の最後の仕事をそんないい加減に終わらせていいのかってね。自分自身に対する戒めなんだね。」

  • 面白かった!!ぐいぐい読める!!
    なかなか怖い内容でしたが。。。
    楽しめました!!

  • 「SRO I」

    今度も警察もの!でも、なんだか難しい。
    なんてったってチーム全員がキャリアで一癖も二癖もあるある!

    そんなチームで、未解決の事件を解決していく!

    多少無理はあるけど小説なんでね。

    いやぁ、頭もいいし、スマートな考え方で自由にさせてくれるし何より守ってくれる!そんな上司最高だね!

  • 次巻も読みたい。

  • 警視庁に日本版FBIを作ったよーというお話。
    複数の件にまたがって犯行を繰り返すシリアルキラーを追う。

    少数ながら個性的なメンバーが集まったSRO。
    誰もが主役級だが、あえて挙げるなら麗子と新九郎だろう。
    展開が面白いのですらすら読めるが、キャラの背景が弱い。
    麗子にしろ新九郎にしろ、単純に正義感のみで警察になっている。
    警察官になるきっかけとして過去に事件に巻き込まれて、ある種の強迫観念に囚われて事件解決に突き進む方が物語に入り込める。

    そしてそれはシリアルキラーにも言える。
    サイコパスだからとかソシオパスだからだけで片付けて欲しくない。
    なぜ、そうなったのか?
    何を考え、何を感じているのか?
    そのドロドロに狂った考えをもっと吐き出して欲しい!

    主役はSROなんだからしょうがないけど、シリアルキラーだってこの物語の主役なんだ。
    光と闇。
    闇が深いからこそ光を強く感じられる。

    今後より一層ポップでキャッチーでグロくてエグい愛すべき殺人者達が現れることを期待してます。

  • 富樫倫太郎による広域捜査専任特別調査室SROの活躍を描くシリーズ第一弾。
    エリートだが脛に傷を持つメンバーばかりで構成された警視庁広域捜査専任特別調査室SRO。日本のFBIを目指して作られたものの、様々な部署から集められたメンバー間の信頼の醸成はままならない。
    一見事件性がなさそうな白骨死体から警察の連携の隙をついた広域連続殺人ではないかという疑いをもち、調査を開始するSROのメンバーたち。その過程で元の部署からのスパイ疑惑や過去の事件の清算など、様々な出来事を通じて少しずつチームとしての結束を強めていく。
    出来上がった組織ではなく、組織の出来上がる過程を描きながら、現在の警察の盲点をも指摘し、かつ十分に面白いエンターテインメントとして成り立っている。特に、会話の軽妙さからスイスイと読み進められるところがいい。
    シリーズ化されているので、出来立てホヤホヤの組織で各所から白い目で見られているにも関わらず、存続していくだろうことはわかっているが、度々組織の瓦解の可能性がチラつき、ハラハラする場面もある。結果的にどう収束させるのか、というのも気になるところ。

  • メンバーが個性溢れすぎ!一作ではとても収まらないだろう。シリーズ化が楽しみでなりませんね〜!

  • めちゃめちゃ面白かった!!!
    ママ友えみちゃんの旦那さんからもらった本!!
    冨樫倫太郎!いつも時代ものばっかで、陰陽シリーズもとにかく面白かったけど、この警察ミステリーも相当です!!!!

    めちゃめちゃ感動します!!!

    この人の書くヒューマンストーリー半端ない!!!!

    心がギュッと掴まれます!久々に、冒頭から

    キターーーーー!!!!!!!!

    っとなった一冊なので、このシリーズ制覇する!!!!!!

  •  富樫倫太郎の初読み。
     特殊な設定でエンタテイメント性重視な警察小説。やっぱり、警察小説は面白い。

     巻末解説文によると、もともとは時代小説・歴史小説で活躍してきた人らしいので、そちらもチェックしてみたいと思った。

    (続編シリーズが出版されているのは知っているが)いかにも「まだ続くよ~」と思わせる、ホラー(サスペンス?)的な“引き”も、なかなか良い余韻を味わわせてくれた。

    ★4つ、7ポイント半
    2015.10.29.古

    リアリティが云々、設定が云々なんてレビューもいくつか見られるが、フィクションのエンタメ作品だという点を分かって読んでいるので個人的には無問題。

    ただ、気になったのが・・・「ハリー」
    刑事さんって、逮捕劇が予想されるような危険なミッション以外でも日常的に拳銃を持ち歩くのだったっけ??
    少なくとも過去に読んだ警察小説では、そうではなかったような。。。。

  • なんか惜しい。だが山根室長の様な上司がいるといいのになぁ。ついて行く!
    他に読むものない時に次作読むかな。

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SRO―警視庁広域捜査専任特別調査室〈1〉 (中公文庫)の作品紹介

警視庁に新設された広域捜査専任特別調査室、通称「SRO」。総勢7名の小所帯にもかかわらず5人がキャリアという、管轄の枠を越えた花形部署のはずが、その内実は訳ありだった。山梨で発見された白骨死体をきっかけに、史上最凶の連続殺人犯「ドクター」を追う調査員たち。警察組織の限界に迫る、新時代警察小説の登場。

SRO―警視庁広域捜査専任特別調査室〈1〉 (中公文庫)のKindle版

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