SRO: 警視庁広域捜査専任特別調査室 (1) (中公文庫 と 26-9)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (442ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122053939

感想・レビュー・書評

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  • ミステリーが読みたくて堪らずにいて、書店に行って物色して、アマゾンのレビューも悪くなかったので購入。

    設定は悪くないです。
    犯罪の方向性、犯人の意外性。
    ただ、それを魅力的に描く文章力が圧倒的に欠けていますね。構成力もあまりないような。違う書き方をすれば、もっと高いレベルに昇華できそうなだけに残念でした。

    捜査する主体の広域捜査専任室の人物設定も、細かい割にストーリーには何ら影響しない、何の伏線もない。
    単に読者が登場人物の誰かに親近感を抱くか、ただのエリートではない側面に好感を抱くことを期待しているとしか思えなかったです。

    ただ、続編を既に購入してしまったので、とりあえず読んでみます。進化している事を期待して。

  • いや、自分も性善説はとりたい方ではあると思うんだけど、いくら何でもこの後半からバタバタ-っと結局善と正義が勝つみたいな流れは萎えるわー。

  • 期待ほどではなかった。
    シリーズものの1作目なので期待してしまった。

    読み進めて中盤面白いと思ったけど、最後がバタバタの
    エンディング。
    無理やり終わらせた感もある。

    山根室長は39歳。185cm。
    芝原副室長。32歳。173cm。美人。
    何だか、映画化を期待した配役?
    リアリティにかける。

    ちなみに、39歳 185cm 俳優で検索したら、
    なんと、「魁皇博之」が出てきて(爆)。
    イメージと違いすぎる。
    芝原副室長には、竹内結子などいかがでしょうか?
    ちょっと小ぶりになるけど。

  • 新設部署に集められた個性が強すぎる警察キャリアたちが、
    破天荒なやり方でシリアルキラーを捕まえるお話。

    登場人物の強いキャラで話を持たせている部分が多々感じられたものの、
    サスペンス要素が強い内容は面白く、
    スピード感ある展開にハラハラ&どきどきしながら楽しみました。
    ただ、個人的な好みを言うならば、グロテスクなものは苦手なので、
    苦痛を感じながら読んだ場面もあります。

    過去に私が読んできた警察小説の中では、
    現実味がないと思える部分も多くありましたが、
    警察物を舞台としたエンタメ小説と捉えるならば、
    多少の荒唐無稽もありでしょう。

  • 息子の本棚から拝借…うーん。。。。食いつきどころがなくてひと月ぐらいつまみ読みをしながら、ようやく読了。なんていうか、全体的に二番煎じ。どこかにあったなあこういうの感。捜査が進む展開も、仲間内の秘密や危機も、ハラハラドキドキ度薄し。さらにハリーはどうしてこんなに何度も発砲せざるを得ない事件に遭遇するのか、奥に理由があるとおもったらないんだ。それとも続編があるみたいだからそっちで明らかになる?キャラが立った登場人物が多いんだけど、その誰にも惚れることができずに終わった。続編はもう箸が進みません。好みでなかった。

  • イマイチ。盛り上がりに欠けて残念。

著者プロフィール

1961年北海道生まれ。98年に『修羅の跫』で第4回歴史群像大賞を受賞しデビュー。以降、時代小説や警察小説を中心に活躍。本書はドラマ化もされた「生活安全課0係」シリーズの主人公・小早川冬彦が、警視庁本庁から日本各地へ活躍の場を広げていくシリーズ第2弾。著書に「SRO 警視庁広域捜査専任特別調査室」「スカーフェイス」「警視庁SM班」などのシリーズ他多数。

「2023年 『スカイフライヤーズ 警視庁ゼロ係 小早川冬彦Ⅱ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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