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- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122054059
感想・レビュー・書評
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吉行淳之介氏による全100編のタイトルが食べ物による軽妙なエッセイ。すべてがタイトルどおりの内容ではなく、かなりの脱線をしているのだが、それも著者の個性によるもの。山藤章二氏の挿絵も面白い。当時の友人関係も緩く広いもので、おおらかな時代を感じる。1973-1974年にかけての連載なので、当時の食文化をうかがい知ることもでき、ゆっくりとした週末には適切な読書だった。
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ちょっと図強み進めるのが面白い本。
ささやかな日々を猥雑に綴った、肩の力の抜けた文章が、今とは確かに違っている「近くて遠い昔の風景」を描いている。
添えられたイラストのしょーもなくすばらしいところもいいね。