i(アイ)鏡に消えた殺人者―警視庁捜査一課・貴島柊志 (中公文庫)

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著者 : 今邑彩
  • 中央公論新社 (2010年12月18日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (326ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122054080

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i(アイ)鏡に消えた殺人者―警視庁捜査一課・貴島柊志 (中公文庫)の感想・レビュー・書評

  • 今邑作品は、昔に『ルームメイト』を読んだきりだったの
    だけど、思っていた以上に読みやすかった。
    ホラーちっくな要素を含んだミステリなのに、暗さが
    あまり感じられず、スムーズに作品に入り込める。
    作品の面白さはもちろん、城島刑事の魅力も大きい。
    彼の過去が気になる。シリーズが進めば全てが明らかに
    なるのかな。

  • 最後はちょっとホラーの要素も交えつつ、ありったけのどんでん返しを詰め込んだ作品。
    貴島柊志シリーズらしいが、彼である必要はなかったかな。。。加賀恭一郎だったら、「鏡へ向かう足跡」の違和感でトリックを見破ってそうな気が・・・(汗)。

  • 貴島柊志シリーズ第1巻。

  • 一昔前だが読みやすい、母親の入れ替わりとは・・・

  • 結局最後は軽くぼかした感じで終わったのかな。
    ある新人小説家が殺され、さらにその編集者が行方不明に……その真相にたどり着いたとき、20年以上前の亡霊が現れる! なんて煽り文句とかどうでしょうか。

  • 2015.9/18〜22。今邑さんは2作目。ホラー仕立ての良質ミステリ。シンプルながら、しっかりとどんでん返しもあり。じわじわと背筋にくる恐怖感が絶妙。シリーズのようだから他の作品も読みたい。

  • ホラーミステリー。
    評判になっているどんでん返しだが、いうほどのどんでん返しはない。
    この作者の作品は謎は魅力的なのに、解決ですっきりしないのが多いという印象。
    文体は読みやすい。

  • 一気に読めた。
    ホラーよりミステリー要素が多めの作品。
    最後はどんでん返し。
    まさかな、と思っていたらやっぱり!と驚かされる。

  • 読み始めはホラーかと思ったら、トリックのある殺人事件で、ホッ。登場人物の描写が、ちょっと物足りないかも。

  • 今邑さんのファンです。
    ホラーな雰囲気がとても良かった。
    何故気付かなかったのかと思う程、単純な事だったのに見事でした。

  • ミステリとホラーのバランスが絶妙で、それぞれの特色がよく出ていると思います。
    トリック自体はシンプルだけど、ホラー的な雰囲気で幻惑するあたりは巧みですね。また、一旦解明された真相を反転させる手法も見事で、最後の最後まで楽しめる作品でした。
    ちょっと謎めいた主人公の過去も気になるので、続編も読んでみようと思います。

  • ミステリとホラーのハイブリッドなどと謳われている本書だが、その企みは成功したと言っていいでしょう。
    合理的な解決がついたと思いきや不条理な結末に持っていく作品は数多くあれど、ここまで綺麗にストーリーと融合してみせた作品は稀だと思います。
    ミステリ読者なら勘繰ってしまうような要素もミスリードとして用いているのも好印象。

  • 今邑彩作品は初めてだった。
    評判の一冊だったので
    期待して読んだが、
    なかなか個性的で良い作品だった。

    名前で女性作家だと
    気付かない方がどうかしているが、
    文体から柔らかい印象を受けたので
    調べてみて初めて
    作者が女性だと知った。

    文体は柔らかいのに、
    怪奇的な謎を残す事件が描かれ、
    ラストはあの終わり方。
    ホラーも書く作家だと知って納得。

    本格的なミステリでありながら、
    ホラー色の強い特徴的な作品だった。

    ただ、真相が予想を裏切る程の
    ものでなかったのが残念。
    それでも読み物としての面白さは
    間違いない。

  • 読みやすかったです。
    最後の方は気になって止まらなかった。
    なんとなく途中で結末が見えてきていたけど、それでも面白かった。

  • ただの殺人事件にしないで最後にぞっとさせるのが個人的に好き

  • ホラーと本格ミステリーの融合がすごい!まったく最後まで犯人は誰なのか?鏡から出てきた幽霊なのか?この小説にドップリ浸かっている自分がいました。しかも最後の綺麗などんでん返しはヤバい。

  • 「密室」や「鏡に向かって消えていた血の足跡」の真相は、ホラーのような印象を強く与えつつきっちり理詰めで解決しています。非常に良く出来ていると思いました。
    ラストはホラーを意識し過ぎた為か、中途半端な終わり方でやや消化不良でした。
    また、「警視庁捜査一課・貴島柊志シリーズ」と銘打っているのに、貴島の存在がとても薄いのも残念な点でした。

  • 従姉妹に父の愛をとられた少女が従姉妹を殺し、鏡の中に彼女を見るという小説を書いた小説家が殺される。
    今邑さんはこういうゴスでサイコなシチュエーションの雰囲気が本当にうまい。
    くどすぎない文章でしっかり雰囲気は作る。
    小説の組み立ても、キャラの配置もきちんとしていて、小説家のお手本のような小説家だ。
    ただ、お手本すぎてすれた読者はけっこう真相を見抜いてしまう。
    でも、きっちりと書いているのでカタルシス感はすごくあります。
    買って損はない作家。
    嫌な後味まで美しい。

  • ミステリー小説としても非常に完成度が高くてそのトリックにアッと言わされたのだが、ストーリーの中に上手くホラー要素も盛り込まれており、物語全体にひそむ怪奇の陰にゾクゾクさせられ最後の最後まで気が抜けないようになっている 一作品で推理小説と怪奇小説両方の面白さがしっかりと味わえる小説であった 私自身には特別やましいことなど無いのだけれど鏡を覗くのが少し怖くなってしまった……

  • 読みやすく、面白い。

    貴島シリーズは、東野さんの加賀シリーズに似てる。

  • ホラーだっけ?
    あ、違った・・・
    でも、やっぱり少しホラーっぽい。


    とても、面白い。
    先が気になってしまって、結局夜更かしして読み切った。

    入れ替わりには多少の無理はあるかと思うけど、
    それでも、結構良かった。ゾクゾクっとする感じがいい。

    1990年の作品。
    パソコンではなくて、ワープロでフロッピー。
    携帯なんてないし、電話も黒い感じで(笑)
    そんな時代だったなーと少し懐かしくもあって
    よかったな。

  • 再読。密室トリック自体はかなりシンプルなトリックなのだけれど。作品自体に漂う怪奇的な雰囲気と、ラストに明かされるとある真相の衝撃にぞくりとさせられます。すべてが論理だけで解決できるとは、限らないのかもしれません。

  • 貴島柊志シリーズ1作目。
    冒頭の作中作から心をぐっと掴まれてしまった。
    シンプルでいてミステリアスな雰囲気を纏いながら事件→解決へと向かうのですが、この作中作が終始活きていて惑わされてしまう。
    鏡のトリックも見事で、最後にはあのどんでん返し。
    今邑さんのこの独特の後味の悪さと鮮やかなどんでん返しは癖になります。
    ミステリファンとして欲を言うなら、あの人物と貴島のミステリ談義が読みたかったかな。
    貴島は何か背負っているものがありそうですが、今後のシリーズ内で明らかにされていくことを期待して、続きを読みたいと思います。

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