「裏窓」殺人事件―警視庁捜査一課・貴島柊志 (中公文庫)

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著者 : 今邑彩
  • 中央公論新社 (2011年2月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (335ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122054370

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「裏窓」殺人事件―警視庁捜査一課・貴島柊志 (中公文庫)の感想・レビュー・書評

  • *自殺と見えた密室からの女性の墜落死。向かいのマンションに住む足の不自由な少女は、犯行時刻の部屋に男を目撃していた。少女に迫る、犯人の魔の手…また、同時刻に別の場所で起こった殴殺事件も同一人物の犯行とみられ―。衝撃の密室トリックに貴島刑事が挑む!本格推理+怪奇の傑作、貴島シリーズ第二作*
    今邑さんらしい練りに練った構想と、ミステリー&ホラーが織りなす不気味さ、二転三転する推理が面白かった。エピローグは不要、な方も多いようですが、個人的にはこのラストこそが今邑ワールドの醍醐味かと。

  • 貴島刑事もの2作目。
    彼の過去も少しずつ明らかになっていく。
    事件は、タイトル通り、映画「裏窓」のような目撃が
    重要なポイントになっている。
    少女が見たものと、その後の女子大生殺人事件の
    関係は?
    ホラー的な描写がありつつ、事件の謎は現実的に解決
    されるというのがいい。

  • 三鷹のマンションから女性が墜落死。部屋は密室状態にあり、警察は自殺と判断。だが、飛び降り直後の女性の部屋に男がいたことを、隣のマンションに住む少女が目撃していた。さらに墜落死と同時刻に起きた中野での女子大生殴殺事件。その犯人と三鷹のマンションの部屋にいた謎の男とが同一人物とみなされた。犯人は現場を瞬間移動したのか?警視庁刑事・貴島柊志は不可解な事件の謎を追う。

    カッパノベルス (1991.10)
    光文社文庫 (1995.02)
    中公文庫 (2011.02)

  • 2011.10.15読了。

    最後まで犯人が読めなかったなー。
    でもちょっと無理矢理?

  • 貴島柊志シリーズ第2巻。

  • 可愛がっているセキセイインコの異変から始まる物語。
    異常に怯えるインコに不審を抱く飼い主。
    けれど、部屋の中には自分しかいない。
    何にインコは怯えているのか。
    途中で明らかになるエピソードが伏線だろうとは気付いた。
    けれど、真犯人はかなり最後になるまで予想が出来なかった。
    復讐とか憎しみで殺人を犯すのは納得しやすいけれど、壊れてしまった心が起こす犯罪は理解しがたい。
    不思議な絵画も絡めて、どうにも怖さが先にたってしまう物語だった。

    シリーズ第1弾はもっとオカルト色の強い物語らしい。
    読んでみたいような気もするけれど、どうやら昼間に読むのはやめたほうがよさそうだ。

  • このシリーズ大好き❤

  • 貴島柊志シリーズ二作目。
    物語が進むにつれて徐々に緊張感を高めていく雰囲気作りがとても巧いですね。
    前作と同様にミステリとホラーの融合が試みられているのですが、ホラーの要素はあまり感じられず、個人的にはちょっと残念。
    でも、狂気に満ちた犯人の造形は迫力十分。背筋がぞくりとする様な恐怖感を覚えます。
    伏線回収や捻りを効かせた真相も見事で、最後まで楽しめる作品でした。

  • オカルトパートが怖いのは勿論のこと、一番恐怖を感じたのは犯人の動機が明らかにされたところ 犯人の事情を慮ると切ない気持ちになるのだが、犯人の口から語られるまさかの理由に鳥肌が立つ やっぱりこのシリーズ面白いなぁ 

  • 【怪奇と本格派を合わせて見た】みたいな…今邑彩のオハコですね。
    怖いけど計算された怖さ。まとまった美しい様式的な怖さ。
    さー!パキパキ物語をうめてっちゃうよ!というような、職人靈を感じてしまう。
    つまり、安心の信頼ホラー。
    中身に触れると、外国で手に入れた不気味な絵があり、それが飾られたマンションの部屋の住人が転落死する。それは連続女学生殺人事件の先触れだったというもの。
    主人公は貴島刑事(今回彼が母親似であること、父は本当は彼女こそ連れ出したかったのだという回想あり。でも自分に似ているからかーちゃんを美人ってどういう)で彼の視点からと、[目撃者]である純子の側から事件は展開して行く。
    この純子という少女は両親と下半身の自由を事故によって奪われ、兄と家政婦の介護によって生活している。自由を奪われた彼女の楽しみは向かいのマンションの部屋を双眼鏡で覗くこと。
    つまり「裏窓」である。

    もうどうなるか想像がつく。
    それでも、彼女が狙われるシーンではきたー!と興奮する。
    セオリーそのままに狂気の人間登場はきっちりホラーにやってます。

  • プロットはよく練られていますし、密室と女子大生連続殺人が有機的に繋がるところは良く出来ていました。
    ただ、真相が判り易かったので、伏線があからさま過ぎたかなと思いました。
    怪奇の存在でもある『絵』がほとんど事件に絡まなかったのも不満でした。

  • 3+ 

    本格+怪奇。
    前作に比べ若干キャラが立ってきた貴島柊志シリーズ2作目。

    あとがきで“エピローグは別に読まなくてもいいです、そういうのが楽しめる人のために残しました”とあるが、結局読まなきゃ楽しめるかどうかもわからないので困る。忘れてくださいと言われてもそう簡単に忘れられないし。しかもどう考えてもエピローグありきの本編の構成・バランスだし(エピローグがないとあれやこれやが投げっぱなしに)。

    確か『ルームメイト』(映画化おめでとうございます)でもモノローグ○は読まなくてもいいみたいなことをあとがきで書いていたが、これはつまり、初出時にそういう風に(怪奇エンドっぽくというか、カーっぽくというか、『火刑法廷』っぽくというか)狙ったことが、文庫化される際に今更ちょっと気恥ずかしく思えたとか、または上手く書けなかったからとか、だから言い訳しておきますよみたいなことなんだろうか。そう考えるとシリーズ前作『鏡に消えた殺人者』は上手く書けたからそういったコメントがないというのも頷けるのだが。

    それはさておき、今年著者が亡くなったというニュースを見たときは少なからずショックだった。非常に残念だ。

  • シリーズ2冊目。

    ヒッチコックの方は、知らないので、
    知っていたら、もっと面白く読めたのかな。

    結局、絵は、どうなのか?
    ここがホラー?
    そこも掘り下げてほしいなー。

  • レビューではいまいちみたいだけど、私的には面白かった!

    貴島シリーズ3冊目だったけど(4作目を先に読んでます)、その中では一番好き。

    まさかあの元刑事が殺人に関わっていたとは!?人柄もキャラも良い人で、今後のシリーズでも出てきたら良いな、と思っていたのに…。

    まさかのどんでん返しに、驚きよりもショックな気持ちが大きかった。
    いまむらさん、こんな人まで犯人にしちゃうの!と。


    まぁ、とにかく良かった。
    久しぶりの★5つ。

    いまむらさんは、伏線が分かりやすく読みやすい。

  • 再読。ヒッチコックの「裏窓」をモチーフとしながら描かれるミステリ。
    謎解きの面白さもさながら、迫りくる犯人のサスペンス感は圧巻。まさしく「裏窓」だなあ。そして一通りの謎が解かれて事件が解決したかに思えた後の、あの真相。さらにホラー風味を残した結末まで、とことん好みの一作です。

  • 2013.2.28読了。
    スラスラスラスラ読めた。分かりやすくてサスペンス的には全然問題なく、良かったと思うんだけど…
    あの絵が。なんとなくしっくりこない。というか、よくわからない。
    1作目も前に読んでたんだけど、貴島さんてそんなに若かったんだっけ 笑
    ちゃんと読んでるはずなのにっ
    もう少ししたら3作目も読みます。

  • 貴島シリーズ2作目。
    このシリーズは「怪奇とミステリの融合」という試みで書かれているとの事ですが、1作目に比べて怪奇色は弱め。
    「裏窓」というキーワードでヒッチコックのあの作品が頭に浮かびましたが、作中でも良いスパイスを与えてくれている印象。
    著者はあとがきにて「エピローグは蛇足のようなもの」と言っていますが、私はこの蛇足こそが好きなんですよね。
    貴島の背景もまだヴェールに包まれたまま。
    次作もこのまま読み進めます。

  • 自殺と見えた密室からの女性の墜落死。向かいのマンションに住む少女は、犯行時刻の部屋に男を目撃していた。少女に迫る、犯人の魔の手…また、同時刻に別の場所で起こった殴殺事件も同一人物の犯行とみられ―。衝撃の密室トリックに貴島刑事が挑む!本格推理+怪奇の傑作、貴島シリーズ第二作

  • 貴島シリーズ・2
    うーん・・? て感じでイマイチ・・(^^;

    今邑さんの作品で シリーズものってそういやこれしか
    読んだことなかったのだけど・・ シリーズモノ向いてない・・?

    前作が良かったから 何か余計に残念な感じした><

  • シリーズ第1弾はずっと前に読んで記憶が薄いが、たしかオカルトちっくだけど実はちゃんと現実に即した事件、みたいな話だったと思う。
    今回もそうだと思っていたので、なんだか霊的な感じがするけど実際にはちゃんと説明のつくトリックがあるはずと思いつつ読んだモノの、やっぱわかんなかった。それだけに答えが知りたくてどんどん読み進んでしまった。あ~おもしろかった。
    最後の最後に付け足し的なエピソードが入っているのも嫌いじゃない、っていうか好きだ。

  • 今邑彩やっぱりイイね。
    謎もしっかりあるのに、さらっと読めるのがイイね。

    料理に例えると和食って感じ。

  • ミステリーなのか、ホラーなのか、サスペンスなのか…。

    エピローグまでで括るなら、かなりすっきりしたサスペンスだとおもった。
    エピローグをいれるとまた話は違ってくる。

    エピローグの意図が未だ読み取れません…。
    正解なんて、ないのだろうけど。

  • 貴島柊志シリーズ2作目。

    本格ミステリとホラーが融合したこのシリーズ。前作に続き、本格らしいトリックと意外な犯人像で楽しめたが、ホラー的な要素を考えると前回の方が良かったかなぁ。今回のは何だか無理矢理ホラーを加えた感がしないでもない。シリーズ2作目が故の難産だったのか。1作目よりも主人公の存在感が出てきたし、雰囲気的には好きな感じなので、今後のシリーズに期待。

  • コレ、シリーズモノの2作目なのね!
    i(アイ) 鏡に消えた殺人者 ってのが1作目?
    読まずに読んじゃったけど全然平気だった。

    今までの今邑さんはミステリーっていうより
    サスペンスが強かった気がしてたんだけど
    今回はミステリーだった。
    エピローグに含みがあって、
    これは好き嫌いあるだろうけど
    あたしは好き。
    エピローグを広げていったらホラーになりそう。
    けど、それはないだろうなぁ・・・。
    あったらいいのに。

  • ミステリなのかホラーなのか?

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