サウスポイント (中公文庫)

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  • 中央公論新社 (2011年4月23日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122054622

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サウスポイント (中公文庫)の感想・レビュー・書評

  • 奔放な人々の家庭に育った二人の男女の初恋と再会を描いた内容.互いを忘れずにいた珠彦とテトラであるが,記憶のとどめ方・保ち方にはやはり男女の差が出てくるということなのだろうか.珠彦とテトラの再会がややこしいので,サウスポイントという地点そのものに象徴性があるようにはあまり読めなかった.まあ,初恋が実ってよかったですね,という感じ.

  • よしもとばななさんの本って
    読むとココロが癒される

    これ読んでないなーと手にとったら
    ハワイの話だった
    ハワイ行ったことないけど
    ギラギラする太陽の照り返しとか
    読んでてカラダに感じるようだった

    「ハチ公」の後日談だったんだね
    また改めて読みたくなっちゃった。

    最近、いろんなところでハワイと縁がある

    やっぱ、呼ばれてるのかなーー(笑)

  • 愛読ばなな様。

    単行本の方は表紙がなんかぱっとしなくて気にしなかった。

    装丁がどうであるかってでかいよねぇ。

    海が好きで、パッチワークが気になり、右脳で生きてる私にはどんぴしゃなお話でした。

    人のつながりってのは、理性
    だけでは説明がきかない。

    もっともっと、惹かれるものに惹かれてゆきたい。

    再読必須。

  • ばななワールド、時々恋しくなる。読んで良かった。

  • テトラちゃんと、珠彦君の不思議な運命と恋愛。
    吉本ばななの独特のリズムでお話が書かれて行く。
    ハワイのイメージとぴったりだと思った。
    2017/01/08読了。

  • 吉本ばななは、人間の細かい心情だけでなく、自然の繊細な美しさを描くのにも非常に長けていると実感した作品。まだ訪れたことのないハワイに行きたくて仕方なくなった。

    現実はそんなうまくいかないよ、と突っ込みたくなるぐらいファンタジーな物語であるが、距離は遠く隔たっていて連絡もしていなくても、強い「念」には人と人をつなぐエネルギーがあるというくだりには、若干の勇気をもらった。

    また、同じ状況であっても、不安を感じるテトラと、愛をまっすぐ信じる珠彦、という対比も、愛のよろこびと不安に対する男女の捉え方の違いを表している。

    繰り返しになるが、確かに夢物語ではある。だが、いずれ思いを馳せる人と行きたい場所が増えたという意味で、未来に一抹の光をあたえてくれる作品だった。

  • 2011.7読了。
    じめじめ暑い中読んでいるとハワイに行きたくなる。

  • ありえなく見えて、全くあり得る。ハワイはすべて可能にしてしまう場所だと思う。

  • 群馬からハワイへ、幼少期から成人へと場所と時間を移動します。


    ハワイを舞台にした恋愛小説ですが、最後のシーンにエッセンスが凝縮されている。

    P232:サウスポイントにて「ここでインチキなことをするとほんとうに百倍になって天の雷が下るような気がする。そして美しい考えはよその百倍くらい実を結びやすいんだ。そして人々の悲しみはすばやくなぐさめられる。どうしてだかわからない。奇跡は簡単におきて、あまりにも簡単すぎてみんあ奇跡ということを忘れてしまうくらい。」


    過去の(中学生くらいの)恋愛を振り返ると何故か奇跡を信じていたように思う。今よりもずっと純粋にものごとを判断できていたからだとおもう。そして何故だかそういう感覚は現実を知れば知るほど忘れてしまう。「信じれば、叶う」というシンプルな発想ができなくなっている自分を少し悔しく思ったけど、わざとでもいいから何かを妄信的に信じてみたいと思った。

  • きっと主人公はこのまま幸せでいられるはずがないーって思いながらここにい続けるんじゃないだろうか。
    ハワイ、きっといいところなんだろうなあ。行ってみたくなった。

  • 俗っぽいんだけど達観してる登場人物もふくめ、
    なんでこんなに暗い話を明るく描けるのか、毎回不思議に思う。

    癒される…のとは、少し違うかな。
    心の中を優しく鷲掴みにされるような、ある種の恐怖感というか…。

    流れることを自覚し、それを受け入れる、というかむしろ能動的に受け入れる価値観は作者自身のものかもしれないが、
    それは出来そうで出来ないことかもなぁ、と思ったりもする。

    まぁ何れにしても僕の境遇も僕の友人も、少なくとも今のところはここまでエキセントリックなものではないので、
    こんなに突き抜けた暗い明るさと向かいあうことはないでしょう。

  • ハワイ島だからこそ包める物語。

    きらきらとせず、どろどろと自覚した上での、清々しさ。

  • 素敵なお話でした。

    なんで私たちは身の丈に合った以上の幸せを求めてしまうんだろう…そんなことを考えながら読んだ。
    よしもとばななさんの本は、辛いことももちろんあるんだろうけど、いつも満ち足りている。

  • ストーリーは面白いけど、ハワイハワイ言いすぎてちょっと萎え。
    でもやっぱり元気がもらえるなあ。沖縄でもハワイでも、よしもとばなな作品によく出てくる南の島に行ってみたいな。
    学校になじめず一人が好きなテトラが、珠彦に会うときは「彼に関してはわずらわしさより嬉しさが優っていた」よくわかる感覚である。

  • ハワイに行きたくなった。考えさせられる一冊。

  • 『ハチ公の最後の恋人』の続編だったみたい。内容はやっぱりよしもとばななだな。ハワイの空気が伝わってくる。ハワイに行きたい、癒されたい。

  • 世界の果て、天国に近い場所ハワイのサウスポイント。
    日本では絶対に感じることのできない魂の輝き。
    ハワイにいつか行って、魂の震えを感じてみたい。

  • 常夏の光に満ちた、優しくて激しい恋のお話でした。

  • 《本文より》
    「ごめんね、急に行かなくてはいけなくなったの。
    家のつごうに逆らえるほど大人じゃない自分の年齢が悲しい。
    向こうから必ず電話するから。
    あなたの人生にいっぱいいっぱいいいことがこれからも起こりますように。
    もうお昼寝の時に手を握ってあげられないし、アイスコーヒーにミルクと蜂蜜をいっぱいいれてぐるぐる混ぜて飲みほすあのやり方もできない。
    あなたは私のなんだったの?
    自分じゃないのに自分みたいなあなた。
    あなたの人生にいっぱいいいことがこれからも起こりますように。
    満天の星のように、きれいな滝の水みたいにどんどんふりそそぎますように。
    あなたにもあなたのママにも遠くにいるあなたのパパにもこのお祈りが届きますように。」

    いろんな意味でありえないことだったのに、ものすごく好きになってしまっていた。彼はいちばんずるい角度から私の心にすとんと入ってきて、思いもよらない方法ですっかり私の心を奪っていた。

    道徳的で真剣に考えているふうでも私の考えていることは自分を守ることばかりで、かたや死んだ弟のために自分の人生をいったんすっかり投げ出し、でも犠牲的にはならない珠彦くんのほうがよっぽどぶれていない。

  • ばななさんの本を久しぶりに読みたくなったので、再読。
    珠彦くんとテトラの発する言葉がきゅんとくる。

    「いいです、わからないことがたくさんあっても、言葉の色がわかるから。」

    言ってみたい。
    ハワイ行こうかな。

  • ハワイ島の描写が、天国みたいとか、夢みたいとか、うるさいので、そこは飛ばして読むと良い。

    めちゃくちゃな母親に育てられた男の子と女の子の話。母親の個性が強すぎて、誰が主人公かわかんなくなる程。

    このめちゃくちゃな女達のことばに後押しされたのか、ひっぱられたかのどちらかで、大きな決断を下した2013年5月5日。

    あの旅に持って行ったのがこの本でなかったら。行きの電車や絶望した公園でこの本を読まなかったら。
    同じ事をしていたかどうかわからない。

    自分の心の声をよく聞き取ること。
    自分の心の声を信じるということ。
    それを発するということ。

    本にひっぱられただけなら、愚かなことだ、と思って、帰りにカフェで振り返ったけど、やっぱり私のしたことは間違ってないと思う。
    胸は痛くて苦しいけど。苦しいのが今なのか、後なのかの違いだけだ。

  • 繋がってる運命の男女の話。

    なぜか出会う。
    何か感じる。

    またしてもハワイは綺麗な色合い。
    行ったことないからわかんないけど。

  • 珠彦くんとテトラの関係、珠彦くんのお母さんであるマオさんの強さに、とても癒されました。ばななさんの作中に出てくる人々の価値観って奇抜だけどあたたかくて好き。


    ”じっくりとあきらめていくのは、たまになにもかもが昔に戻ったような、これからなにもかも良くなっていくと錯覚させるような希望の瞬間があるぶん、急にあきらめることの何倍も悲しいということを私は知った。”

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