- Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122054622
感想・レビュー・書評
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読んでしまったら、何度も読み返したくなった。
ものすごく不思議な話ではあるのに、なんだか自分もそれを経験したことがあるような気がした。この小説が持つ空気感を例えるなら、ハワイでいきなりざあざあした雨と生暖かい風に吹かれて、それが止んだ後に海を眺めると、遠くの方が白くなっていた、という感じ。
登場人物それぞれの生き方にすごく惹かれたし、同時に強く共感できて、深いデトックス感を味わいつつ、やっぱり少し切なくなった。そんな小説です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ある時パッと現れて読んだ 。
この夏、欧州を周遊したときに自ら得た言葉がそのまんまの言葉で書かれてあった 。 -
ハワイのきらきらしたすてきな感じを、そのまま手渡された様な本。
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家族のかたちはそれぞれ。
理想や憧れを持ちすぎてしまうと
自分が苦しくなってしまうものだと思った!
その面、珠彦の生き方はとても賢くまたどこか
切なさも感じる。
どのキャラクターも魅力的で素敵だったなあ -
あの本の続編だったとは知らず、読んでいる途中で気づく。
よかった。そして、あの本をもう一度読み直してから、もう一回読みたい。 -
なんてことない作品だなあと思った。なんてことなさすぎてちょっと退屈してしまった(?)。
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ばななワールド、時々恋しくなる。読んで良かった。