錦 (中公文庫)

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著者 : 宮尾登美子
  • 中央公論新社 (2011年11月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (501ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122055582

錦 (中公文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 船場的商家後代菱村吉藏(龍村平藏)白手起家在西陣成立織元,和職人山根、お仙、善一一起打拼,後來並申請了六個發明專利、三十個新型專利的新織法及圖案,導致業界眼紅模仿,再苦於和模仿品官司的痛苦期間開始上了茶屋認識了後來的妾おふく。在吉藏的努力之下不但獲獎並且也開個展,之後甚至復原前田侯爵的茶入的仕覆,名聲甚囂塵上,後來被大谷家從西域帶回來的木乃伊臉上的布所震懾,這個契機讓他燃起研究意欲,接連著手復原了法隆寺廚子的帳錦和正倉院的琵琶袋(這裡提到正倉院有世界唯一一把五弦琵琶,我倒是很好奇。當然作者復原的是四弦的袋子)。おふく的事情曝光甚至最後得肺結核過世,お仙這次和吉藏賭氣不說,被吉藏暴怒揍了一頓這一幕讓人印象很深刻(其實お仙應該是整個故事裡面最不可思議,最令人印象深刻的角色)。後來吉藏接了上總宮家壁毯的工作,這個工作讓他整個事業都陷入低潮不斷借款,拖了八年才製作出青葉滿山這個傑作,然而交貨還被冷遇嘲諷一時陷入精神崩潰的狀態(這部分讀起來令人心痛),阿仙奔走再辦了第二次個展才讓他稍微又回復正常(戰後吉藏獲獎應該也揚眉吐氣了吧)。戰後菱村曾經被美國委託製作一時又再度復興,但是又被取消陷入危機,不過菱村家四個兒子的合作之下再度回春。

    **
    能讀到西陣相關的小說,感到非常欣喜(不過主角被排擠還是很可憐),也喜歡讀柔軟的方言。一查一下似乎這是作者(最後一本)第一次以男性為主角,坦白說寫起來人物造型最好的其實還是吉藏身邊的三個女性角色(むら,阿仙,ふく)。至於吉藏的奮鬥,雖然已經是一部相當厚的作品,不過關於復原仕覆、法隆寺、正倉院部分又寫得極度倉促,只知道經過一番苦鬥但是過程卻很簡略,這一部分我覺得相當可惜(其實小說把這裡弄成結尾也亦無不可)。後面おふく過世後吉藏的存在感和意欲一落千丈,好像也都在生病,不過他活到87歲,這中間感覺又寫得力道太弱?織物我其實不太了解,不過讀完這本之後確實感到較有興趣,但也深感,吉藏其實骨子裡就是一個藝術家,差點傾家蕩產也要完成他追求的錦的模樣。這點讓我想到晚年的林布蘭,夜警正是從做人客生意轉換到藝術家的轉捩點,走上藝術家而非討好人客正是他衰敗的開始,但也因此他的藝術漸漸飛騰達到無人能及的巨匠境界。人生在世很難抉擇要當林布蘭,大家寧願選擇安全的魯本斯;但這些不顧一切完全奉獻於藝術的人們,犧牲了許多,甚至必須變得很自私薄情的人們(例如吉藏對ふく和阿仙),卻正是他們,打造出歷史上的一個個光點。

    曾在展覽會上看到源氏物語繪卷復原版,對當時精緻的色彩感覺之震驚程度至今依然記憶猶新,被這藝術的強大完全征服屈膝(精美到連浩呆臉都瑕不掩瑜了)。相較於原版顏色退色與脫落因而難以感受,復原版讓人震驚古代的藝術是多麼地細緻精美。19世紀以來的進化史觀,人總是有著人類社會就是不斷進步的錯覺,然而其實古代有多少精美的技術和藝術品,已經是現代人無法複製也做不出來的,文明甚至也剝奪人的某些對自然等事物的感性了。美術史也不是直線進化發展的,某些時候我們也退步退到不自知的遙遠程度。因此有這些復原與修復古美術的技術(很多都是大量的摸索和試行錯誤),能夠穰我們接觸到幾百年幾千年精美的模樣,實乃一大偉業,實在應對這些在背後無名付出的人深深感謝。新復原的琵琶袋,菱村是它的出生地,可能一再回去老家修復,繼續在觀眾的鑑賞下繼續存在百年千年,這種再生怎麼不令人讚嘆,激動!重要文物的修復、復原,借用典論的話來說,個人認為這也是經國之大業,不朽之盛事也。

  • 20160110読了

  • 「錦」宮尾登美子◆京で呉服の小売を始めた菱村吉蔵は、次々と斬新な織物を開発する。吉蔵が織物に注ぐ熱意は凄いけれど、吉蔵という人にはあまり魅力を感じない(時代が違うせい?)。というより、全てを織物に注ぐあまり何かを犠牲にせざるをえなかったのだろうか。そう考えると切ない。

  • 表紙の美しさに惹かれて読む。
    文章だけでなく実際の織物を見たくなる作品。

  • 戦争中に、弱った軍医を帰すために、入れ替わる。
    何十年、時を経ても、親は進と見抜くが、そのうらの事情も寸時にわかる。奥さんもまた、辛い気持ちと会える喜びを押さえて、会瀬を重ねる。

  • 潔い3人の女性の話でもある。「錦」が好きだけど、その潔さが切ない。光があたらない所を約束された場所を歩くことになっても「愛しているから」で歩ききってしまうのって凄いけど、切ないわ。

  • 明治から昭和初期にかけて近代染織界において大きな業績を残した、初代龍村平藏。この『錦』を読むまで全く知らなかったこの偉大な職人をモデルにした小説。
    織物に命を捧げるような生き方をした主人公吉蔵。
    その凄まじさと共に、彼に惹かれて一生使用人として側を離れようとしなかったお仙。彼女の吉蔵への愛と言うか執念も凄まじい・・・
    色んな意味において壮絶なドラマです。

    織物に賭けた執念は本当にすさまじく、いったいどんな織物なのか気になって調べてみたらWeb美術館がありました!
    http://www.tatsumura.co.jp/shop/about/index.html
    これを見たら、もう一度読み直したくなります。

  • 宮尾さんの描く【男性】を主人公にした本。それでも仙という魅力的な女性に私はのめり込んでしまいました。
    それにしても宮尾さんに登場する男性って、今では考えられないほど自己中で、ちょっと引いてしまう。女性はとても献身的。それが時代の流れを感じる最も大きい部分かなぁ~。

  • そんなに数多く読んだわけではないが決して嫌いではない宮尾作品。
    しかし今回は、読後感が物足りない・・・。

    誰の視点なのか、何を描いているのか、時々少しだけ曖昧に感じてしまう。無論、人生や社会というのはそういうものなのだろうとは思うのだが(つまりは一人に焦点を当てるだけでは充足しないという意味で)、それにしても、魅力的な人、魅力的なモノ、という中ではもっと濃い描写が欲しかったというのが個人的な感想。

  • 2012。1。3読了
    緻密な織物のような作品

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