検証・真珠湾の謎と真実 - ルーズベルトは知っていたか (中公文庫 は 36-10)

著者 :
制作 : 左近允 尚敏:須藤 眞志:今野勉 
  • 中央公論新社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122055698

作品紹介・あらすじ

ルーズベルトは日本の真珠湾攻撃を事前に察知していたのか。戦史研究の第一人者たちが米公文書、日本側史料、当事者の証言を精査し、あの日の実像に迫る。日米開戦七十周年にして待望の文庫化。

感想・レビュー・書評

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  • ルーズベルト大統領は、日本軍による真珠湾攻撃を事前に察知していたにも関わらず、あえて現地の司令官に知らせず、これを看過し、国内世論の統一に利用したのか。
    著者の結論は否であり、従来主張を続けてきた歴史修正主義者に引導を渡す内容である。

  • 戦後長年にわたり繰り返し登場する、連合軍が真珠湾攻撃を事前に把握していたという、「真珠湾陰謀説」について、研究家が検証し論破。
    歴史修正主義者に熟読させたい一冊。

  • ルーズベルトは日本の真珠湾攻撃を事前に察知していたのか。戦史研究の第一人者たちが米公文書、日本側資料、当事者の証言を精査し、あの日の実像に迫る。

  • ルーズベルトは真珠湾攻撃を知っていたか。
    日本が米国に攻撃してくれることを望んでいたことは分かっているが,それに加えて,真珠湾攻撃自体も知っていたのか,について膨大な資料を引用しながら検証している。
    結果は,,,
    読んでみて下さい。

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著者プロフィール

1932年,山口県生まれ。東京大学法学部卒業。官僚として大蔵省、防衛庁などに勤務の後、拓殖大学教授、千葉大学教授、日本大学教授などを歴任。専門は日本近現代史、軍事史。法学博士。著書に、『日中戦争史』(河出書房新社)、『慰安婦と戦場の性』(新潮社)、『昭和史の軍人たち』(文春学藝ライブラリー)、『南京事件―虐殺の構造』(中公新書)、『昭和史の謎を追う』(文春文庫)、『盧溝橋事件の研究』(東京大学出版会)、『病気の日本近代史―幕末からコロナ禍まで』(小学館新書)、『官僚の研究―日本を創った不滅の集団』(講談社学術文庫)など多数。

「2023年 『明と暗のノモンハン戦史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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