ブラディ・ローズ (中公文庫 い 74-16)

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 386
感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122056176

感想・レビュー・書評

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  • 編んでいた靴下をほどいていく終わり方が怖い。
    自分だったら、いかに自分には優しく歓迎してくれていたとしても、前妻にあんなに辛く当たってたひとたちなんて信用出来ないけどな。

  • 私にしては珍しく2日で一気に読んでしまいました。
    読みやすく、先が気になる内容です(^^)
    ルームメイトと同様にラストにまだ続きを思わせる終わりかたでした。

  • 美しい薔薇園を持つ屋敷の主人のもとに三番目の妻として嫁いだ花梨。屋敷の住人は誰もかれもが一番目の妻雪子との思い出に絡められていた。花梨のもとへ脅迫状が届きだし、自殺した二番目の妻の日記を頼りに犯人を捜していく。終盤に意外な結末が用意されていて、エピローグでも残酷さをまとって終わりました。ホラー風味のミステリ。

  • 20221202

  • グッときたフレーズ

    ・幸福になるには、ほんのちょつぴり、鋭さを喪えばいいのかもしれない。

  • 段々と面白くなっていった。ただ全体的に嫌な匂いがしそうな感じが苦手だった

  • 20171.27読了 11冊目

  • 久しぶりに今邑さんの本。
    やっぱり期待を裏切らないどんでん返しぶり。
    続きが気になりさくさく読めた。

    これは今邑さんの二作目だそうで。
    それよりなにより今邑さんが亡くなっていたということに驚き。もうこういう作品を読めないと思うと悲しいです。

  • この作家さんは爆発的な面白さはないけど安定の面白さを提供してくれる。そこまでのカタルシスはないけど、安定の読後感。
    あと、ローズという題材はつい手にとってしまう。

  • すべての登場人物が疑わしく、疑心暗鬼にさせられました。主人公が精神的に追い詰められていく様子も緊迫感があり、読んでいてドキドキさせられます。結末も静かな恐ろしさがあり、最後まで気が抜けない作品でした。

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