- Amazon.co.jp ・本 (383ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122056633
感想・レビュー・書評
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父が殺人を犯し、検事になることを諦めた川上譲は、東京で弁護士として、仕事に邁進していた。そこに舞いこむ故郷・汐灘からの依頼は、死刑を望む殺人犯の弁護だった。汐灘サーガ第3弾。
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まさかの真野の娘とは!
さすがにびっくりした!
なんとか社会復帰できそうでよかった。
長編となったが、冗長にならぬところが堂場さんのさすがなとこ。
もう一回ゆっくり読みたい。 -
事件が解決するわけじゃあない。到るべきところへ到るまでの流離だったんだね。
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目の前で事故にあった少女の身元を探す真野。
自分の過去と戦いながらも、捜索は続く。
その先にある少女の正体と自分の過去への決着は、逃げ出した20年を埋められるのか。
また、相対する二人の男性の境遇が、思わぬところで未来に向けて動き出す。
2016.10.13 -
やっぱりね。
最後に一捻りあるかなー。と期待したが、よくある結末で残念。
上巻の方がおもしろかったな -
「殺人者の息子」という宿命を背負いながら弁護士となった川上は、かつての父親同様に死刑判決を頑なに望む被告の弁護を手伝うことに。それは二十年前の殺人事件と、あまりによく似ていた―。被害者の息子と加害者の息子。決して邂逅すべきではない二人の人生が汐灘の街で出会ったとき、何が訪れるのか。
喫茶店マスターと弁護士、二人の主人公の印象が似通っていたからか、やや読みにくかった。 -
長い、そして重い話でした。
殺人者の息子と被害者の息子ひとりの少女の事故をきっかけに再開する。
難しく、くらい話です。
そして、蓋をあけてみると案外単純な仕掛けが。
テーマが重いので読むのが疲れます。