ハング (中公文庫)

  • 2074人登録
  • 3.47評価
    • (66)
    • (267)
    • (299)
    • (54)
    • (10)
  • 212レビュー
著者 : 誉田哲也
  • 中央公論新社 (2012年9月21日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (422ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122056930

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
誉田 哲也
伊坂 幸太郎
東野 圭吾
有効な右矢印 無効な右矢印

ハング (中公文庫)の感想・レビュー・書評

  • ジウシリーズから始まった、誉田哲也さんの本を読み尽くす会。
    何らかのハッピーエンドを期待していたけど結末がこうなるとは予想外で驚いた。
    国境事変と歌舞伎町シリーズもこの前ネットで頼んだから届くの楽しみ。
    それにしても怖かった。

  • 序章があまりにもキラキラしていて、恋愛もの!?あれ、間違えたかな?と思うほどのほのぼの感。
    その後の転落ぶりがすごくてちょっとみんなかわいそうすぎた。
    主人公のその後が気になる。

  • 面白かった。
    前半は警察小説らしく進展していくのに対し、後半はバイオレンス小説風の展開。読み進めるのは辛いけど、先が気になって引き込まれてしまうって感じ。
    誉田哲也さんの作品はこういうスッキリはしないけど、気持ち悪いけど読み応えのあるものが多くて中毒性があるなぁ。

    あと、巻末の解説が、一般書店の文庫担当者だったことにビックリ(笑)


    次はいよいよ姫川シリーズ読もうかな。

  • なんか今、丁度政治もごたごたしてるから、こう言うブラック事が繰り広げられてたりするんだろうかと思ってしまった。
    誉田作品のはじまり方としては珍しい感じがした。
    救いどころの無い話だったなぁ。

  • 「歌舞伎町ダムド」の前作「歌舞伎町セブン」へとリンクしている同作。メンバーの一人がどのような経緯で到ついたのかがわかる。 ほんわりとした出だしと対照的にハードな展開が悲しみや怒りを倍増させてくれたのかもしれない

  • 誉田作品にしてはめずらしく?最初が和気あいあいとしてたので、そんなにダークな話じゃないのかなーなんて思ってたら大間違い。
    どんどん悲しい事件が。。
    やるせなくなりました。。

  • タイトルそのもの。伊坂先生のグラスホッパーを思い出したがこちらはだいぶシリアス。

    他の作品と違い現実離れしてる箇所は感じたけど、ハングは現実にもいるんじゃないかなーと思ってしまう。

    意外な結末もよかった

  • 大事の前の小事。大切をなそうとするためには、小事にはかまっていられない。だから多少の犠牲は仕方がない。
    こんな考え方が正しいと信じている人間が大嫌いだ。
    その「犠牲」とやらが自分たちの愛する人だったとしても、平然と同じことが言えるのだろうか。
    自分たちにはまったく累が及ばないと思うからこその考えだと思う。
    過酷な環境で育ってきた津原は、何かあると自らが一歩引いてしまう。
    遥への恋心も、後輩である大河内の気持ちに気づいてしまい、押し殺そうとする。
    大河内も遥の津原への恋心に気づいている。
    つまり、大河内さえいなければ・・・身を引いてくれれば・・・津原と遥は両思いなのだ。
    けれど大河内は諦めない。
    津原の気持ちに付け込み、遥の恋心には気づかないふりをして、遥の一番近くにいようとする。
    純粋だと言えば聞こえはいい。
    でも、どうしても狡さを感じてしまう。
    大人の男として練れていない中途半端な想いが、悲劇をより大きなものにしてしまったことに、大河内は気づいていただろうか。
    こんな結末でいいのかという思いはある。
    どこにも津原には救いの道が残されていない。
    遥さえどこかで幸せになってくれていたら、津原の人生も違うものになったかもしれないのに。
    他人の幸福を何の痛痒も感じずに踏みにじる輩に、人の上に立つ資格など絶対にない。

  • 警視庁の堀田班のメンバーが仲良さそうな良い雰囲気を出していること、合コンの風景、兄弟間の良好な関係と裏腹に人が次々と死んでしまうこと、ある人物を追う内に追われているある人物の表ではわからない裏の顔も明らかにされていくこと、光から闇へと落とされていく様は切なさと悲しさが残ってしまう読後感。人の死に方も残忍さ極まるもので、過激さとハード過ぎる印象が残る。馳の生い立ちと事件への関連、馳の行動の闇が事件との重要な何かを感じた。歌舞伎町セブンとの関連も展開からみえてくる感じであった。

  • テンポも良くて
    この人の作品は好きなんだけど・・・

    人が死にすぎ!

    ストロベリーナイトもだけど
    この作者は
    ひっそりと人に恋心を持つ
    そんな描写が上手いので
    ストーリーとは別に
    ちょっとキュンとするのだが・・・

    最後には救われないと決まっている。

    ストロベリーナイトは他の人と結婚しちゃったし
    今回は・・・死んじゃった。

    しかし、
    一気に読めちゃうほど
    内容は面白かった。

  • おもしろかったでーす(#^.^#)

    誉田作品らしいドラマチックな展開

    強盗、殺人・・・・・・・陰謀

    犯人の正体に近づいたかと思われた捜査班は解散

    それでも真相を追う刑事たちの連続死・・・・・

    見え隠れする犯人は巨大な・・・・・

    序章にある堀田班の人間関係からは想像もできない悲しい結末

    だってさー

    あのひとも

    このひとも

    もしかして・・・・・こいつ・・・・・ブルーマーダー(姫川シリーズより)か・・・・・なんて思ったけど全然違いましたねー

    でも、なんらかのなにかに繋がってそうですが・・・・・

    ストーリーはとってもgood!!です!!!!

  • ほのぼの青春モノからの超ハードな犯罪への落差が激しい。びびった。面白い。ただジウでも思ったけど、黒幕がたいしたことないんだよなあ。

  • 続きが気になって読み進めたけど、あまりに救われなさすぎてかなしい。もう少し希望を持たせて欲しかったかな、という思いになった。

  • 誉田哲也らしい良い内容でした。
    津原栄太がさらに魅力的な主人公に成長しての続編が楽しみです。

  • 歌舞伎町ダムドの登場人物の一人が、この本の主役とのことで、振り返り読んでみた。なるほど、確かに昔読んだ気がする。
    最近の作品より密度が濃く、主人公の生真面目な性格がよく伝わる。ドロップアウトする過程も自然だ。

  • 惨すぎる。。。。スピード感ある展開にどんどん引き込まれていくのだけど
    ここまで殺人のオンパレードとなると。。憧れの遥ちゃんまで巻き添えを食う形で亡くなってしまったのは残忍性を植えつけるためだったのだろうか。
    それにしても動機があり得ないし、最後まで誰も救われない。むなしさも残らなかったような気がする。

  • ヒトリシズカに続く誉田哲也さんの本!
    なんだかなぁ、誰も救われなくて残酷だった。世の中のニュースって実は裏があったりするのかな。。ヒトリシズカと同じく後半のスピード感がすごい。

  • 久しぶりに誉田哲也。あまりにも大風呂敷引いてリアリティのなさを感じることが多いのだけれどこれは比較的まとまりがある話だった。

    宝飾店オーナーが殺害された事件を担当した警視庁捜査一課堀田班。
    容疑者の自供が取れた直後に全員が所轄へ飛ばされてしまう。
    理不尽な人事に戸惑う捜査員たちだが新しい職場で任務をこなしていた。
    だが事件の公判がはじまると被告は自白を強要されたと容疑を否認し、更に翌日担当刑事の植草が首吊り自殺してしまう。
    自殺に疑念を抱いた津原は、警察を辞めた小川と一緒にもう一度事件を洗いなおす。

    黒幕と思われる人々とのやりとりが物語に挿入され、謎解きミステリというよりハードボイルドな感。
    途中から津原の追いかける”真犯人”の視点でも書かれるのだが、こうなると刑事小説なのかは謎だな、と思ってしまう。
    他の作品同様に主人公との関係性問わずどんどん人が死んでいくのだが、比較的あっさりしているので気持ち悪さ度は低め。

  • 救いがない話だ。「ブルーマーダー」をさらにダークサイドへ向かわせたような。
    序章のキラキラさが、余計に堕ちていく落差を際立たせます。

    作者それぞれの物語がリンクするのであれば、津原を救うことは出来ないだろうけど、殺意の呪縛から解放してもらいたい。

    愛する人を守れなかった後悔。
    守れなかったのは、自分自身が愛することに臆病になっていたから。愛するという責任から逃げ出して、後輩の幸せという大義名分に隠れていたから。
    その結果、煌いていた季節を失ってしまった。その後悔だけで生きていくのは、悲しすぎます。

  • たくさん首が吊られた話。

    久々にグロい誉田作品を読んだ。
    グロさは控えめだけど読後感は独特。
    すっきりしない。

    金の前にはイチ庶民の命なんて価値がないも同じなのか。
    本の中の話だけど、実際にあってもおかしくないよな。。

  • 未解決のまま捜査打ち切りになった殺人事件。
    再捜査により容疑者を逮捕するが、公判になり自白は強要されたものだと証言される。
    容疑者が取り調べた相手だと証言した刑事は首つり死体で発見され、再捜査にあたった刑事は全員異動になった。
    事件の背後で動く大きな力、その事件にひそむ真相とは・・・。


    やっぱり誉田さんの警察小説はおもしろいですね。

    “誉田作品史上もっともハード”と謳われているだけあって、読み応えたっぷりでした。

    事件の真相が少しずつ見えてくるのは楽しいものですが、最後にわかった真相には、呆然というか、憤りを感じずにはいられませんでした。

  • 和気あいあいとした堀田班の物語かと思いきや、そこはやはり誉田作品。
    確固たる足場だと思っていたものが、崩れ、物事が狂っていく。
    普通の警察小説にはならない。
    不可解な展開は興味を引くし、それなりに面白かったが、入り込むところまでいかず。
    http://koroppy.cocolog-nifty.com/blog/2012/11/post-aaa1.html

  • 吊るす・・・なるほどね
    代議士、官僚、右翼、誰が国を束ねてるのか

    やり方は残忍だけど、それほど酷い表現がなかったのが良い

  • 結末から言うとバッドエンド。
    推理ものとしてはキレよく終わっているし面白かった。展開も読めなかったし。
    でも登場人物が皆やるせない。

全212件中 1 - 25件を表示

ハング (中公文庫)に関連する談話室の質問

ハング (中公文庫)を本棚に登録しているひと

ハング (中公文庫)を本棚に「読みたい」で登録しているひと

ハング (中公文庫)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

ハング (中公文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

ハング (中公文庫)の作品紹介

警視庁捜査一課の堀田班は、宝飾店オーナー殺人事件の容疑者を自供により逮捕。だが公判では自白強要があったと証言され、翌日、班の刑事の一人が首を吊った姿で見つかる。そしてさらなる死の連鎖が…。刑事たちは巨大な闇から仲間を、愛する人を守ることができるのか。誉田作品史上もっともハードな警察小説。

ハング (中公文庫)のKindle版

ハング (中公文庫)の単行本

ツイートする