牽制 - 警視庁失踪課・高城賢吾 (中公文庫)

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著者 : 堂場瞬一
  • 中央公論新社 (2012年12月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (473ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122057296

牽制 - 警視庁失踪課・高城賢吾 (中公文庫)の感想・レビュー・書評

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  • シリーズものの良さは、シリーズを通しての時間の進行からの、人間関係の変化や個人の成長だと思っている。

    さらには、シリーズ通しての謎などが盛り込まれると、なおのめり込むことができる。

    ※だから、永遠に●●歳な、ドラえもん的なシリーズものは、どうかと思ってみたり……。

    その点でも!この「失踪課」のシリーズが好きなんだよなぁ……。

    さて、本作。

    いよいよ動き出した“高城の事情”から目が離せなくなった。高校球児の捜索など、おまけのおまけ……。

    悲劇に直面してしまった主人公が、それをどう乗り越え、解決していくのか、次作を買うのが楽しみで仕方がない!!

    ★4つ、7ポイント半。
    2015.02.10.了。

  • 交番勤務の21歳の警察官が拳銃を携帯したまま失踪する。
    法月が所属する警務課をはじめ、失踪課も高城を除くメンバーが行方不明の警察官の捜索に動き出す。
    一方高城は、プロ野球のドラフト会議で一位指名を受けた高校球児の失踪届が出されたことからその行方を追う。
    ふたつの失踪事件は真逆の解決をみる。
    警察官は自ら命を断ち、高校球児は自らの意志で戻って来る。
    事件は解決したものの、高城の心はすっきりとしない。
    雑とまでは言わないけれども、ずいぶんとご都合主義のような物語の展開で驚いた。
    未成年者、ましたメディアにも取り上げられるような有名高校生が手術をするのに両親の同意書がないのはどうなのだろうか。
    優秀な医師であれば余計に事の重大さはわかっているように思うのだけれど。
    何も知らされていない両親は、当然心配するだろう。
    失踪届を出すのも当たり前で、両親の動揺や心配、精神的なダメージを目の当たりにしても平然と無関係なフリをしていられるのは、いったい何故だろう。
    生徒にたいする責任はどこにいったのか。
    結局、どんなに言葉を飾っても自己保身が一番大切だったというようにしか感じられない。
    すべてのしわ寄せは生徒自身にいくことになるだろう。
    契約違反に問われても、練習に参加できないような事態が続いても、辛い思いをするのは生徒自身だ。

    高城ではないけれど、読み終わった後にすっきりとしない思いが残る。
    シリーズが続けば中には少し合わない物語も出てくるのは仕方のないことかもしれない。
    それでも、大好きで追いかけているシリーズなだけに残念な思いがした。

  • 失踪課、今回の事案は、プロ野球ドラフト一位指名の高校生スーパースターの失踪。
    家族にも、野球部にも、指名した球団にも告げず、突然行方をくらました。何があったのか、野球賭博事件も浮上し、その行方が気になるが、結果は・・・。
    いつもなら妄想として、捜査を助言すべく、失踪した娘の綾奈が、高城の前に出現するのだが、今回は無し。
    どうしたかと思っていたら、ラストの一行!
    続けて第9弾を読まないわけにはいかない。

  • 失踪人捜査課・高城シリーズ。甲子園のヒーローがプロ入直前に失踪。同時に若い警察官も拳銃を持って失踪…
    ブックレビューの評価がかなり悪かったものの、面白くは読めました。ただし、面白く引っ張った伏線はまったくの無関係。関係があったら面白かったけど、あまりにも無関係で、ある意味リアリティがあるのかもしれません。その伏線が生きなかったお詫びなのか、異様なラストで終わります。白骨死体は綾菜だったのか…? 次作で完結かな?

  • このシリーズの他の本が本棚に入っていないということは
    この前の話を読んだのは3年以上前ということになる。
    …細かい部分を忘れてるわけだ(汗)。
    法月さんはたまに出てくるから気にならないけど
    読み始めは六条さんがいないことに若干の違和感。
    すぐに平気になったけど。

    高城さんの娘の綾奈ちゃんの件、ドラフト1位の高校球児の件、
    そして交番勤務の巡査の件がそれぞれ並行してて
    更に野球賭博と八百長疑惑、隠れて付き合ってた彼女と
    いろいろ詰め込み過ぎてたいへんなことになってた印象。
    例えば、最初に出てきた富津の案件と高校球児が絡むとか
    綾奈ちゃんの件と巡査の件が絡むとか
    もっといろいろ交錯するのかと思ってたんだけど。
    主軸はドラフト1位の花井くんの件だと思うのでそこはぶれてないものの
    他に張り巡らされた伏線が回収されないまま消えちゃったというか
    なんかいろいろ考えすぎて足元掬われた感じがした。

    花井くんの件に関しては、全力で膝カックン喰らったような
    思わず笑ってしまう脱力感が残る結末で
    結果的に誰も傷つかない形に落ち着きそうなのでよかったと思うんだけど
    最後の1行でまた奈落に突き落とされたような気がする。
    回収されなかった伏線はわざとなのか???
    そしてそろそろシリーズの完結も近いのかな、という予感がする。

    重ねて書くが最後の1行にはしてやられた。あれは反則だよー。
    続刊が来月くらいには出るらしいが、それまで待てない人も多いと思うぞ。
    …ぶっちゃけここにも待てない人がひとりいる(爆)。

  • そんな終わり方はないよ・・・。

  • 警視庁失踪課・高城賢吾シリーズ第8作。

    ドラフト1位指名の高校球児が失踪。同じころ、拳銃を所持した若手警察官の行方もわからなくなる。

    高城警部が失踪課に配属されてから5年の月日が流れた。身元不明の若い女性の遺体が発見されると、愛娘かどうかを確認しに出向く――アルコールに頼ることなく真剣に娘の行方を捜す高城の姿がせつない。

  • 続きが気になる。
    新しい失踪課も何とか動き出したかんじ。

  • 7

  • シリーズでなかったら、途中で投げ出してたかも…。

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