保守思想のための39章 (中公文庫)

  • 31人登録
  • 3.60評価
    • (2)
    • (1)
    • (0)
    • (2)
    • (0)
  • 5レビュー
著者 : 西部邁
  • 中央公論新社 (2012年12月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122057357

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
オルテガ・イ ガ...
トマ・ピケティ
有効な右矢印 無効な右矢印

保守思想のための39章 (中公文庫)の感想・レビュー・書評

  • お小遣い稼ぎにチョロチョロッと書きました的な。

  • 買って損した。

  • 保守思想というのは分かりにくいのだが、これを39のキーワードから説明しているのが本書である。基本的には慣習や伝統を大切にし、性急な変革を嫌う立場で、感情、相続、家族、地域、祖国などを大切にするんだが、悪習を守るのが保守主義なのではなく、歴史と伝統や常識にのこっている英知を尊重し、議論によって專門知識人の狭量や大衆がもつ気分に流されまいとする立場であって、バークにしろ、トクヴィルにしろ、ブルクハルトにしろ別に貴族制を擁護したわけではないそうである。要するに「まっとうな物の見方」を大事にして、自己に懐疑をつきつけ、人間の有限性を知り、平衡をとおしてセキュリティを施していこうとする思想なのではないかと思う。技術論については、たしかに「情報の虚無」は感じることがあるが、結局、使われずに使いこなすという点が大事で、IT以外で問題解決したほうがいいなら、躊躇しない柔軟性が大事なんだろうと思う。今までマルクス・レーニン・トロツキーとよんで、バーク・オルテガ・アレント・高坂正堯などを読んできたが、チェスタトンの著作も読んでみたくなったので注文しておいた。右翼的・左翼的雰囲気に流されないためにも保守思想は学ばなければならないと思う。後期ヴィトゲンシュタインも保守思想として読めるのは意外に感じたがそうかなとも思う。

全5件中 1 - 5件を表示

保守思想のための39章 (中公文庫)を本棚に「読みたい」で登録しているひと

保守思想のための39章 (中公文庫)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

保守思想のための39章 (中公文庫)の作品紹介

保守思想について述べた本は少なくないが、古今の思想史の中に位置づけた本は決して多くはない。保守思想自体に体系化を拒む面があるからだ。本書はその数少ないうちの一書であり、入門書にして思想の深奥にまで触れた名著である。歴史の知恵が凝縮した保守という考えを、危機の時代にあって明晰に捉えた本書の価値は、いま極めて大きい。

保守思想のための39章 (中公文庫)の新書

保守思想のための39章 (中公文庫)のKindle版

ツイートする