倭の風 (中公文庫 か 71-3)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (491ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122057708

作品紹介・あらすじ

ヒメミコト亡きあとの倭国へ帰還するために、トヨは魏の都洛陽を脱出した。大王への即位を狙う非情の軍事的権力者・ヒコミコトの野望を、トヨは阻止することができるのか-。三世紀半ばの倭国を舞台に、神話時代から歴史時代への過渡期の混沌をダイナミックに描く、歴史ファンタジーの快作。

感想・レビュー・書評

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  •  海の民の皆さんが良い味出してる(笑) 無難に面白い、という感じです。序盤は粉塵爆発なんかを取り入れたりして戦いにも工夫があったのですが、神話絡みの作品のヤマ場はどうしても、神がかった力頼みになっちゃいますよね。それとこの文庫、ジャケットですごく損してる気がする……もっと若者受けするイラストでトヨと張雄あたりを華やかに配置しておけば、目を引きそうなんだけどなぁ。

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著者プロフィール

1963年生まれ。明治大学法学部教授。専攻は中国文学。主な著書に『京劇――「政治の国」の俳優群像』(中央公論新社)、『西太后――大清帝国最後の光芒』(中公新書)、『貝と羊の中国人』(新潮新書)、『漢文力』(中公文庫)など。

「2023年 『西太后に侍して 紫禁城の二年間』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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