箱館売ります(上) - 土方歳三 蝦夷血風録 (中公文庫 と 26-20)

著者 :
  • 中央公論新社
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感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (440ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122057791

感想・レビュー・書評

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  • 土方歳三さんの話が読みたくて購入。上巻はあまり活躍しないけど下巻はアクションたっぷりで満足です。五稜郭の面々が皆個性的で良い。

  • 箱館を占拠した旧幕府軍は財政難にあえぎ、その混乱に乗じて広大な土地を手に入れようと目論むプロシア人兄弟の背後にはロシアの策謀が隠れていた。タイトルに土方歳三とありますが、ほとんど出番はありません。ガルトネル開墾条約事件を元にして当時の函館を舞台にした列強国の水面下の思惑を描く展開。本筋に行く前の前ふりが長いのだが、その前ふりがとても面白い。それぞれの思惑と信念を持った男たちが一つの事件に向かって徐々に集まってくる様が読み応えあります。土方先生も後半にようやく出てきますが、やはり存在感あります。

  • 2013 6/7読了。近所のTSUTAYAで購入。
    上巻を読み始めていっきに読み、下巻まですぐにとりかかった。
    感想は下巻にまとめて。

著者プロフィール

1961年北海道生まれ。98年に『修羅の跫』で第4回歴史群像大賞を受賞しデビュー。以降、時代小説や警察小説を中心に活躍。本書はドラマ化もされた「生活安全課0係」シリーズの主人公・小早川冬彦が、警視庁本庁から日本各地へ活躍の場を広げていくシリーズ第2弾。著書に「SRO 警視庁広域捜査専任特別調査室」「スカーフェイス」「警視庁SM班」などのシリーズ他多数。

「2023年 『スカイフライヤーズ 警視庁ゼロ係 小早川冬彦Ⅱ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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