人生教習所(下) (中公文庫)

  • 343人登録
  • 3.28評価
    • (10)
    • (43)
    • (79)
    • (17)
    • (2)
  • 43レビュー
著者 : 垣根涼介
  • 中央公論新社 (2013年6月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122058033

人生教習所(下) (中公文庫)の感想・レビュー・書評

  • 垣根 涼介さんの作品ひさびさに読みました。

    やっぱり好みなかんじ。


    人間って大変。生きるって愉快だなと。

    いろんなひとがいて
    境遇や環境に左右されて、見失いがちなことを、
    講習によって正しそうな(何が正しいかはひとの価値観によるけど、
    一般的にみて正しいという人が多そうな)方向に向けられる。

    この話では、研修の主催の意図も、善意のものだったし、
    受ける側も自分の価値観や芯みたいなものもあって
    良い話で終わったけど、違ったら洗脳や詐欺的な宗教にもなり得る
    怖い話だと思う。

  • 小笠原諸島が風光明媚で魅力ある場所であり、戦後にアメリカ領から日本領に変わった歴史を持ち、住民が突然の国籍変更に翻弄され、苦労した事は分かった。

  • 人生の教習所は、日常の中にある非日常を見出すことができれば卒業だ。小生は日々の生活に汲々として惰性の中に埋没している。旅にでるか、金がない。本の世界で我慢する。

  • 上巻と比べると小説としてのおもしろさはトーンダウンしたと思います。より小笠原の民族史の要素が強くなり、ドキュメンタリーっぽいおもしろさが際立ちました。
    いい学びになる話だと思います。

  • 垣根作品の中ではイマイチ

  • 小笠原の良さはわかったが、話はあまり盛り上がらなかった。

  • 垣根作品にしては珍しい作風かなと。
    ハードボイルド感もなく、南米女性も登場せず、
    でも主人公の柏木も、セミナー参加者の竹崎も、他の垣根作品を読んでいる人には繋がりを感じることができますね。

  • 2014年、8冊目?かな…

    母島には行ってないので、こちらは想像だけど、ははじま丸に乗りたい〜!!

    まあ、ストーリーは置いておき、小笠原の歴史についても学べた?のは良かった。

    新島民になりたいと願ったこともあるけれど、決断出来なかったなぁ、と今年のGW、村の人たちを眺めて思った次第。

  • 小笠原にまた行きたくなった。
    あの、独特な雰囲気は行かないとわからない。

    登場人物が相変わらずみんな憎めない。なつかしい方々もでてきました!

  • 舞台は小笠原。小笠原の歴史については興味深いしおもしろい。
    社会に居場所を失ってしまった“落ちこぼれ”たちが集まる
    怪しげなセミナー。
    題名も嫌いじゃないねんけど、
    なんで小笠原でないとあかんかったのか、
    「文脈」が感じられないというか。
    疾走感もないしインパクトにも欠けるなあ・・・
    セミナーになんか裏があるのかとか想像してたのに、
    いたって良心的な普通のセミナーやった。

  • エンタメ感少なし

  • その後の同窓会が読みたいのに。

  • 社会における自身の居場所を見失った人々が参加したセミナー、でもその開催場所は小笠原諸島。意外な舞台設定に惹かれたが、主たる登場人物の背景説明が弱く、物語も大きな展開を見せず物足りない。著者には小笠原諸島の特殊な歴史や素晴らしい自然に対して特別な思い入れがあるようで、それが前面に出すぎてしまった。

  • 小笠原から帰ってきて読んだ本。
    あの島には2回いきましたが、歴史の大事なところは知りませんでした。この本を読んで、小笠原の忘れてはいけない大切なものを学ぶことができました。主人公たちの気持ちの変化も、なんとなくわかる気がします。
    独特な雰囲気。島の風。日本の首都であって、日本じゃない…そんな小笠原が凝縮されていました。
    しかし、小説という感じはあまりしません。むしろ、民俗学のエッセイというイメージで読まれるのが妥当でしょうか。
    世界遺産という肩書きを手にした今、楽園としての小笠原ではなく、人生を見つめる場所として、小笠原を大切にしていきたいと感じました。アメリカと日本の狭間で激動の時代を生きた島は、今も訪れる人々に考える時間をくれる場所だということが書かれていると解釈しています。

  • 上までは良かった。
    もっと深い話しになると期待しすぎた。

  •  このおはなしは、自己啓発セミナーを受けた受講者の気持ちの変化を描くっていうよりも、著者が「小笠原の歴史」を伝えたかったのかしら? と思いました。

  • 途中で得られると感じたものが、指の隙間からこぼれた。
    残念なり

  • 普通に面白かったけど、ちょっと想定通りの流れか。

  • 上巻の方が面白かったかな。

    そんな健やかなハズはない。
    そんな簡単にやれちゃうハズはない。
    おれもやりたい。

    それでも垣根さんの本は好きだ。

    小笠原諸島、行ってみたいなあ。

  • 夏休みやお盆に読むのにぴったりな本。戦後、小笠原諸島がアメリカから返還されたとき、現地の人々が日本人になるかアメリカ人になるか選択しなくてはならなかった複雑な気持ちが分かりました。お金を払ってこの研修に参加し中間試験で合格すると就職先を斡旋してくれるという物語。自分に適した就職先を斡旋してくれるなら、倍率がすごく高くなりそうなので、この研修は現実にはとても実現できそうもないと思います。
    タイトルから、人生について語ってくれるのかと思いましたが、その辺はちょっとあいまいだった気がするので☆は3つ。

  • 上巻の授業がためなった。

    小笠原諸島行ったことなくて
    その情景を知ることができたのはよかった。

全43件中 1 - 25件を表示

人生教習所(下) (中公文庫)を本棚に「読みたい」で登録しているひと

人生教習所(下) (中公文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

人生教習所(下) (中公文庫)の作品紹介

引きこもりの東大生、元ヤクザ、内気な女性ライター…選抜をくぐり抜けた「落ちこぼれ」たちは、ユニークな講義によって新たな視点を獲得し、過去の挫折をとらえなおしていく。そして、最大にして最後の教材は、開催地・小笠原そのものだった。その美しい自然と数奇な歴史に織り込まれた真理とは?謎のセミナー、感動の最終章へ!

人生教習所(下) (中公文庫)はこんな本です

ツイートする