フェイスレス - 警視庁墨田署刑事課特命担当・一柳美結 (中公文庫 さ 65-1 警視庁墨田署刑事課特命担当・一柳美結)

著者 :
  • 中央公論新社
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感想 : 40
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  • Amazon.co.jp ・本 (452ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122058040

感想・レビュー・書評

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  • 思った以上に派手な展開で…やりすぎ感は否めないが、伏線が引かれている内容も含め、次作以降まとめきれるか見ものだね。

  • 2014/4/28
    全然解決してないw
    でも引きのあるおもしろい本だった。
    スケールがデカ過ぎて結末が心配になる。
    犯罪者ムカつくのでちゃんとして欲しいんだけど。
    Cより中国側の黒幕が腹立つし、CはCでそんなに能力あるなら本物の悪い奴を懲らしめろよと思うし。
    神様気取りの両者をしっかり地面にたたき落として欲しい。

  • 外国人留学生から評判の悪い教授が、大学の研究室で爆殺された。捜査本部が設置され、墨田署刑事課の一柳美結巡査も捜査に加わった。現場近くにいた講師の佐々木忠輔と留学生たちに事情聴取をする美結だが、第二の爆破事件が起きてしまう。一方、捜査本部では、国際的サイバー犯罪者“C”の名前が被疑者として浮上していた。

  • なかなか面白いぞ!キャラクター設定もそれぞれ個性を出しつつできていて感情移入しやすいし、映画やドラマになりそう!しかし、つづく・・かよ!
    次読みます!

  • 初読みの作家。黒崎観音や吉川英梨、深町秋生、誉田哲也、結城充考の描く女性刑事を主人公にしたハードな警察小説をイメージしたが、ラノベっぽい雰囲気の作品だった。

    大学教授が犠牲となった爆破テロの犯人を追う主人公の一柳美結巡査。爆破テロの犯人は国際的サイバー犯罪者Cと思われた…

    犯人とその協力者は二転三転する予断を許さぬストーリーと様々な仕掛けもあり、読ませるものがあるのだが、キャラの濃い脇役が多数登場し、今一つ主人公の存在感が稀薄になっているのが残念に思った。

    続編が用意されているようだが、納得のいく結末ではない。

    我が郷土、岩手県釜石市出身の作家ということで、応援したいところなのだが…

  • 夕暮れ児童文学の旗手だと思っていたあの沢村鐵さんが警察小説を書いていたことを今さら知って、勇んで読んでみた。ら、何も解決してませんね!?  ここまで明け透けにチラッチラッされると興醒めしてしまう……。でも過去作品の実績があるので、次巻は期待半分不安半分で読みます。

  • これはシリーズもの。この1冊では完結していない。元々シリーズ化ありきで、登場人物の背景やラスボスをはっきり明かさず、次作に持ち越す手法は私もアリだと思うけれど、隠しすぎるのも興ざめ。登場人物に感情移入も出来ず、フラストレーションが溜まるばかり。伏線を張り巡らすのはいいが、チラつかすだけチラつかせておいて、ほとんど回収されずに続編に持ち越されるなんて、、、、(呆然) 続編への期待よりもガッカリ感の方が強く残ってしまった。

    あと、これは個人の好みだとは思うが、文章のセンスがどうも自分に合わなかった。ストーリー自体は決して面白くないわけではなかったのだが、文章の随所に出てくる軽妙なタッチがツボに入らず、いつも空回り。背中にむず痒さを感じてしまい、読み進めるのが正直苦痛だった。個性的なキャラが目白押しだが、肝心の主人公の女刑事に有能さがどこにも感じられず、その点も魅力半減。

    明かされなかった部分が気になるのは確かだが、続編を読もうか悩み中。

  • 主人公の過去をちらつかせてるけどシリーズもの?他にもあやしい人や組織や病気などいろいろありすぎて何の話かわからなかった。

  • サイバーネタの警察モノは珍しいか?マンガのブラッディマンデーを彷彿させるような印象。面白いゾ!

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著者プロフィール

沢村鐵
一九七〇年、岩手県釜石市生まれ。二〇〇〇年 『雨の鎮魂歌(レクイエム)』でデビュー。著書に「警視庁墨田署刑事課特命担当・一柳美結」シリーズ、「クラン」シリーズ(以上、中公文庫)と、その番外編『ゲームマスター 国立署刑事課 晴山旭・悪夢の夏』、「極夜」シリーズ(以上、祥伝社文庫)のほか、『あの世とこの世を季節は巡る』、『はざまにある部屋』(以上、潮文庫)、『謎掛鬼 警視庁捜査一課・小野瀬遥の黄昏事件簿』 (双葉文庫) などがある。
ウェブサイト〈沢村鐵のフィラメント〉http://www.t-sawamura.net/

「2023年 『世界警察4 悠久のフロスティグレイ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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