リンクスIII - Crimson (中公文庫 や 53-11)

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 133
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122061866

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ3作目、完結編。
    前作の岐阜の騒動から、3か月。日向は奥多摩に身を潜め、嶺藤は家族の警護も兼ねて、豊洲のマンションに戻っていた。
    年が明け、いよいよクリムゾンの計画が実行される時が近づき、日向と嶺藤は最後の闘いに挑む。
    クリムゾンの犯行の理由にも今作では触れているが、結構重たい社会問題なのに、日本全体を爆破して、日本を作り直すとか、動機と行動のバランスが悪いのが残念。
    でも、そんなに難しい動機でもなくて、他の著者のシリーズで感じた「結局何がしたかったの?」感はなかった。
    3か月の間に嶺藤も異様にアクション慣れしてしまったし、この作品は絶対映像に向いていると思う。作品自体、難解ではないし、カンテレが得意なアクション警察物でドラマ化を希望!

  • 嶺藤くんが強くなってたw
    理沙は最後は改心するのかなって思ったりしてたけど、最後まで悪役だった。それはそれで良かったけど。家族はどうなったのかな…
    日向と嶺藤の相棒は、これにて解消?www

  • 嶺藤がクリムゾンに拉致された!
    ・・・って、おい!またかよ、嶺藤っ!捕まり過ぎだろ?www

    レインボーテレビに監禁された嶺藤救出のため潜伏中の奥多摩から向かう日向に、最凶最悪の敵・クリムゾンが真っ向から立ちはだかる。
    ついに明らかになる全貌。
    果たして日向は、全世界を相手取った強大な陰謀を企む敵を倒し、家族を、そして世界を救うことができるのか!?

    高速ハード・アクション三部作。書き下ろし、堂々完結!!

  • アクションは健在でしたが、最後はなんか滅茶苦茶。
    爆弾の装置の解除もあっさり。
    なんだかんだで全部読みましたが、全体的にイマイチな感じでした。

  • シリーズ完結作。最後はかなりあっけなく、深みは全くないがそこは今までの作品からも織り込み済みなので不満は全くない。この作者はアクションシーンに尽きる。

  • さすがに少し飽きてきた。その覚悟で読んだので、すべて自責ではあるが。買い置きがまだ少しあったような(汗)

  • 2021/02/28 27読了

  • まあ、何とか終わったけど、クリムゾンの正体にはややがっかりかな。

  • 三部作の完結編。相変わらずの劇画チックな単純明快肉体派勧善懲悪小説である。

    日向と嶺藤の公安最強コンビ、リンクスが反政府組織クリムゾンに果敢に立ち向かう。

    色々と疑問を感じる点があるものの、まずは深く考えずにハードアクションを楽しみたい。結果は分かっているけどね。

  • 25

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著者プロフィール

1964年兵庫県生まれ。文芸誌編集などを経て、小説家へ転向。「もぐら」シリーズが100万部を突破し、大ブレイク。「もぐら 新章」「D1」「ACT」「刑事学校」「警視庁公安0課」などシリーズ多数。

「2022年 『紅い塔』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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