ラスト・コード (中公文庫)

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著者 : 堂場瞬一
  • 中央公論新社 (2015年11月21日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (485ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122061880

ラスト・コード (中公文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 父親が殺害され、留学先のアメリカから帰国した14歳の一人娘・美咲。
    天才少女という設定を保つために、天才ゆえのエピソードや展開が優先されていたように思う。
    堂場さんの物語の中では、踏み込みが足りないと感じてしまった。
    自分の命が狙われているかもしれない。
    同行している刑事の身も危ない。
    そんな状況の中で、いくら大切なことだったとしても状況を無視した行動をとるだろうか。
    天才だとは言ってもそれは頭脳的なこと。
    精神的にはまだまだ未熟で、だからこそ最善の策とはいえない方向へと走ってしまった。
    そう考えればよかったのだろうか。

    他のシリーズの主役たちが顔を見せる意味もわからなかった。
    読者の楽しみのためなのか、それとも堂場さんの茶目っ気なのか。
    シリーズものとはまったく関係のない単発の物語ならば、新しい世界の中で物語を展開させてほしい。
    必要があっての登場ならば納得もするけれど・・・。
    何よりも美咲の人物造形が魅力的でなかった。
    確かに頭はいいのかもしれない。
    同年代の少女たちとは、経験も頭脳も桁違いすぎたかもしれない。
    天才ゆえの苦悩や辛さもあったかもしれない。
    それでも、美咲がもう少し魅力的な人物にであれば、物語の印象もずいぶんと変わったように思う。

  • 堂場瞬一ファンにとっては、何とも楽しい作品。
    何しろ、鳴沢了シリーズの鳴沢が登場するし、警視庁失踪課高城賢吾シリーズの高城も名前だけだが出てくる。
    何やら職務上過去があり、警察をも頼れない所轄の刑事と、被害者の娘で天才を自称する14歳とが、得体のしれない敵からの襲撃をかわしつつ、事件の真相に迫る。
    「ノンストップ・エンタメ」の宣伝文句通り、読みだしたら止まらない。
    続編がありそうなエピローグの通り、この刑事と14歳の娘が、新作にも登場するらしい。これは読まなきゃ。

  • 優秀な研究者が何者かに殺害された事件を追うことになった筒井。 
    ただ、この事件は何か上層部での動きや秘密があり、研究者の娘でアメリカ留学中の美咲が帰国すると危険な日々が始まる。
    堂場作品の中では、鳴沢了シリーズを彷彿とさせる展開だが、まさしくその鳴沢も登場。またコンビだった冴までもが登場するという、堂場ファンにはたまらない話だった。
    また、今回の筒井と美咲が別の作品に登場するということで、それも楽しみである。

    2017.5.6

  • 技術スパイと殺人。アメリカの全寮制の学校に通う娘と刑事の微妙な距離感の描写が絶妙でおもしろかった。

  • 殺された男の娘をアメリカから呼び戻して、襲われる。

  • 2016/04/15
    移動中

  • 技術スパイといった、今の社会情勢を映し出した設定で、個性ある登場人物が生かされる。スピード感があって、ページがどんどん進みました。

  • 一軒家で殺人事件が発生。娘はアメリカへ留学中の数学オリンピック金メダル獲得者の天才中学生。警察内部の協力者が犯人追跡の邪魔をする。ナノ医療技術と中国がらみの公安の暗躍。
    退屈はしないけど驚きはない。

  • 早く読みたい

  • スピード感ある展開で一気に読んでしまった。
    筒井のトラウマのような過去の事件はそこまで引きずるのかなと、やや無理があるような気もしたが。
    事件も解決したんだかちょっと微妙な気もするけど、展開としては先が気になりぐいぐい読まされてしまう。
    全体としては面白かったと思う。

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ラスト・コード (中公文庫)の作品紹介

豪奢な一軒家で、執拗に切りつけられた惨殺体が見つかった。渋谷中央署の刑事・筒井は、被害者の娘・美咲と署へ向かう道中、何者かに襲われる。だが、警察上層部から圧力がかかり、襲撃事件は揉み消されてしまう。孤立無援となった筒井は、探偵の小野寺冴とともに調査を始める。警察内部の「事情」、襲撃者の目的は-。

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