東京煮込み横丁評判記 (中公文庫 さ 71-1)

著者 :
  • 中央公論新社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122062085

作品紹介・あらすじ

浅草、赤羽、立石…ディープな煮込み横丁のみならず、神楽坂や銀座まで。うまい煮込みを出す店と、そんな店がある町をこよなく愛する不良隠居のそぞろ飲み歩き。あらたに巣鴨、麻布十番篇を加え、巻末に吉田類氏との対談を収録した決定版。

感想・レビュー・書評

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  • 文学散歩っぽい本では気にならなかったが、文体が気になるなぁ。

  • 有楽町駅前の「イトシア」がフランク永井の「~雨も愛しや唄ってる~♪」の「愛しや」から取ったものとは知りませんでしたw。銀座にも美味しい煮込みの店があるんですねw。坂崎重盛氏の「東京煮込み横丁評判記」、2015.12発行です。赤羽、丸眞正宗の小山酒造があります。「まるます家」「丸健水産」「まるよし」お馴染みです。王子、味わい深い街です。飛鳥山もいいですね。柳田公園の裏手「山田屋」、駅から数十秒「平澤かまぼこ」、共に知る人ぞ知る名店ですね。上野、「大統領」「文楽」「肉の大山」「立ち飲み たきおか」etc。
    年を挟んで、吉田類さん、BS-TBS「酒場放浪記」で大活躍でした(^-^) 同い年です(^-^) 坂崎重盛さん、「東京煮込み横丁」(2015.12)で、吉田類さんと対談されてます。読後の総括として、お二人の煮込みベスト10をたすきタッチいたします(^-^)(絶対、絞れないですよねw)坂崎さん:①王子「平澤かまぼこ」②浅草橋「西口やきとん」③浅草寺そば「さくま」④町屋「亀田」⑤神保町「加賀廣」。類さん:①門前仲町「大坂屋」②月島「げんき」③木場「河本」④新井薬師「やっちゃん」⑤浅草「正ちゃん」。

  • 不良隠居?の街散策(主に煮込み)エッセイです。

    ホッピー + モツ煮込み。安いけど深いですよね。

    本書には軽妙洒脱な表現やハッとする喩えが多くて人生の達人だなあと思いました。
    こういう人に私はなりたい。

  • 浅草、赤羽、立石のディープな酒場から銀座、神楽坂まで。うまい煮込みを出す店と、そんな店がある町を不良隠居が飲み歩く。巻末に吉田類との対談を付す。

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著者プロフィール

坂崎 重盛 (さかざきしげもり)

1942年東京生まれ。千葉大学で造園学・風景計画学を専攻。

横浜市計画局に勤務。退職後、編集者、エッセイストとして活躍。

著書に『神保町「二階世界」巡り 及び其ノ他』『東京煮込み横町評判記』

『季語・歳時記巡礼大全』『名著再会「絵のある」岩波文庫への招待』

『粋人粋筆探訪』『元祖・本家の店めぐり町あるき』。

「THE ALFEE」の坂崎幸之助の叔父。

「2022年 『荷風の庭 庭の荷風』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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