警視庁捜査一課・碓氷弘一2 - アキハバラ - 新装版 (中公文庫 こ 40-25 警視庁捜査一課・碓氷弘一 2)

著者 :
  • 中央公論新社
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感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122062559

感想・レビュー・書評

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  • 警視庁捜査一課碓氷刑事が主人公のはずだが、いつまでたっても出てこない。
    しかも出だしから場所は秋葉原なのにイランの女性スパイにモサドに北朝鮮諜報部員に元KGBってなんなんだ?と思いながら読み進めるとやっとこさ、碓氷刑事の登場である。ここからはあっという間に読み終わってしまった。
    昔は秋葉原駅から会社に通っていた時もあったのだが、いつの間に知らないアキハバラになってしまったのだろう。笑

  • 2月-16。3.0点。
    碓氷弘一シリーズ第二弾。
    大学生が初めて秋葉原へ。ラジオセンターで万引きを疑われ、どんどん事件に巻き込まれていく。

    ヤクザやスパイやマフィアが入り乱れ、銃撃戦に。
    意外とすんなりまとめた。さすがだ。

  • 碓氷刑事シリーズの二作目。
    アキハバラに集った人間達の行動が複雑に絡み合い、いつのまにか大事件へと発展する話。
    なかなか主人公の碓氷刑事が出てこないし途中かなりつまらなく感じた。けれども碓氷刑事が出てきてからぐっとおもしろくなり最後まで読み終えることができた。ただ途中の中弛み感や興味のないキャラクター視点などが多過ぎだので☆3つ。

  • 荒唐無稽感が際立つが、ラストに向かう後半は読ませるのがさすがです。

  • 登場人物がたくさんいて その人たちのそれぞれの目線で話が進んで行きます。
    くるくると目線が替わるのでついていくのは、大変ですが 何だか読んでいるうちに3D感があるような気がして面白くなりました。

    アキハバラで田舎から出てきたばかりの青年が万引きに間違えられたり マフィア同士のいざこざや発砲事件からの連鎖…
    スピード感があって面白く読めました。

  • なんだかホームアローンの秋葉原版みたい

  • なかなか出てこない碓氷さん。イライラさせる登場人物。でも、碓氷さんが登場して事件が解決してみればみんないい人。

  • この著者の作品は初めてではないし、碓氷刑事シリーズも何冊か読んだが、今までとはちと違った作風だ。

    読み進むうちに既視感を覚えた。誰かの作風に似てるなと。そう、あの浅田次郎さん!いやいや、びっくり(笑)

  • 主人公が物語後半にやっと登場するという、ある意味斬新な展開笑。ページ確認しちゃったよ。
    ヤクザやらマフィアやらが出てきて、あんまり得意じゃない分野に話が進んだので、内容的にはちょっと、、。

著者プロフィール

1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞。

「2023年 『脈動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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