警視庁組対特捜K - 1 (中公文庫 す 29-1)

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 219
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (354ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122062856

作品紹介・あらすじ

正伝一刀流皆伝の祖父を持つ東堂絆は、本庁・所轄の垣根を取り払うべく、警視庁組織犯罪対策部特別捜査隊所属となった。ガラの悪い刑事たちもいつの間にか魅了する天性の明るさを持つ絆の前に、非合法ドラッグ「ティアドロップ」の売買を巡って殺人事件が発生。背後には底知れぬ闇社会の陰謀が!?

感想・レビュー・書評

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  • 主人公が刑事ながら卓越した能力を持つ武道家だというところが、まるで時代小説のようです。
    そう考えると片桐の存在も脱藩した剣客の浪人みたいに思えてきました。
    初めて読んだ作家さんだけど、エンターテイメント性が高くて面白いです。

  • 公安Jとの絡みがあるって事で、こちらも読み始めた。現段階では、まだ敵の掌の上なのかな。
    彼女の尚美が次はキーパーソンになるのかな?うーでも嫌いなタイプの子なので感情移入が全く出来ないから、心配にならないというwww私は千佳ちゃん推しwww

  • 「警視庁公安J」の小日向純也とはまた異なるスーパーヒーローの誕生だ。と言うか、もはやこれはスーパーマンだろう。どっちも化け物の域だし、そう言う設定だ。小日向純也は、傭兵として、戦場で覚醒した化け物だが、こちらの東堂絆は、剣星の祖父に叩き込まれて、覚醒した剣道の化け物だ。絆は警視庁組織犯罪対策部特別捜査隊の警部補で、教育係の班長の金田洋二警部補から実の父親で、捜査の相方として紹介された片桐亮介と組んで、非合法ドラッグ「ティアドロップ」の捜査を行う。しかしその背景には、自分の恋人の星野尚美も重く関わっていた……

  • 鈴峯紅也『警視庁組対特捜K』中公文庫。

    正伝一刀流の免許皆伝にして、警視庁組織犯罪対策部特別捜査隊の警部補・東堂絆という非の打ち所の無い快男児を主人公とした警察小説。シリーズの第1作ということで、主人公の背景がしつこいくらいに描かれる。

    非合法ドラッグのティアドロップを巡る殺人事件を発端に闇社会の陰謀が描かれるが、事件は解決せずにシリーズ第2作に持ち越される。

    久し振りに、とんだ無駄な時間を費やしたと思うような警察小説に唖然とした。

  • Jシリーズも好きだったけど、こっちも好き‼️
    冒頭で物語のキーワードが出てきて、最後にどんでん返しという爆弾が投下された感じで、一気に読めました。
    鈴峯先生の作品は一気に読むけど、もう一度戻るとちゃんと伏線があって、『そっか…だからこうなったんだ…』と何度も読みたくなってしまう。

  • Jシリーズの主人公・小日向純也とは違う魅力のある主人公、東堂絆。
    Jシリーズ程、引き込まれなかった。
    けど、Kシリーズも始まったばかり。続きが気になる。

  • 04月-26。3.0点。
    新ドラッグ「ティアドロップ」を巡り、祖対の刑事が活躍。武道の達人。

    一冊完結では無く、次作で完結っぽい。
    正統派の警察小説という感じだが、どこかで読んだ感が否めない。

  • 圧倒的なヒーローでこんなかっこいい人いる??とツッコミたくなるけど好きなんだな、やっぱり。絶対にやられることはないと安心して読める。警察小説は魅力的なヒーローがいたらシリーズを読む決め手となる。事件よりも東堂絆のことが気になって次作も楽しみだ。

  • 続き早く読みたい

  • Kのキャラクター設定がイマイチ。本庁と所轄の垣根を取り払うとの謳い文句であったが、組織の指揮命令系統も描かれておらず。物語の予告編を読んだ感じでやや物足りなかった。

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著者プロフィール

鈴峯紅也
一九六四年千葉県生まれ。ライター歴二〇年ののち、二〇一五年十二月に『警視庁公安J』で警察小説の作家としてデビューし、たちまち人気を博す。主なシリーズとして「警視庁公安J」シリーズ、「警視庁組対特捜K」シリーズ、「警視庁監察官Q」シリーズ、「警視庁浅草東署Strio」シリーズがある。近著は『警視庁公安J クリスタル・カノン』。

「2022年 『パーティーゲーム 警視庁組対特捜K』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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