- Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122062962
感想・レビュー・書評
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全体としてみれば、警察小説といえるだろうが、上巻はまるで政治小説の感がする。
時は戦後17年を経過したばかりの、高度成長前夜の日本。
財界の重鎮がクーデターを計画?
ちょっと、あり得ないケースだと思うが・・・
彼の戦争体験が、その信念を納得させる。
「真の独立、真の民主主義を目指し、世界に類のない政治体制を整える」-そんな理想を掲げて、日本を変えなければならないと行動を起こす。
仲間を募り、計画を進めるが、彼の思惑を超えて暴走し始める若者たち。頓挫したかの計画。
そして、50年後の白骨死体の発見にどうつながって行くのか、下巻を読まねば。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
面白くなーい早く現代のシーンに戻れよー。革命とか言ってて日和ってこのおっさんめんどくさーい。
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政治色が強めの大長編作。50年の時を越えて革命が実行される。安保の問題はここ最近に通ずるものがあって興味深かった。政治思想も過激ではあるが、実際に政治家の人数が多すぎるとは思う。ネット民や首相の描き方が少しお粗末なものに感じたが、結構面白かった。
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捜査一課特殊班を翻弄する毒ガス事件が発生。現場で発見された白骨死体は、五十年の時を超え、過去のクーデター計画へと繋がっていた。―東京五輪前夜の一九六三年、国を正す使命感に燃える理系の大学生・松島は、財界の重鎮である国重に誘われ、毒ガス開発に踏み出したが…。政治家を排除しての直接民主主義は、実現できるのか?
スケールの大きなポリティカル・フィクションになるのか、パニック・サスペンスになるのか。下巻に続く。 -
下巻にて
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2016.12.4読了
長い…下巻を読みたいと思わない… -
長いプロローグだったが、その後の展開には必要だったか。早く続きを・・・
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20161109 065
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捜査一課特殊班を翻弄する毒ガス事件が発生。その現場で発見された死体は、五輪前夜の一九六三年に計画されたクーデターの亡霊か?