サンパギータ - 警視庁組対特捜K (中公文庫 す 29-2)

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 183
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (403ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122063280

作品紹介・あらすじ

新型非合法ドラッグ「ティアドロップ」を巡り、ヤクザ、半グレ集団、さらには上野に巣食う中国マフィアまでもが血みどろになって奪い合いを始めた!警視庁の期待を一身に背負った東堂絆は、謎の探偵・片桐亮介と立ち向かう。だが、その背後では絆の交際相手である星野尚美に凶悪な魔の手が伸びようとしていた-。

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ読みをすると決めているとつい間をあけてしまう。前作から1年半ぶりに読み忘れている部分多々あり。警察小説としてはリアルな部分もあるのだろうけど自分には想像もつかない世界であり小説で味わえることに読書の至福を感じる。東堂絆というヒーローには裏切られることなく安心して読める。まだまだ続くシリーズだけに楽しみは少しづつ味わいたい。JとKどちらが好きか… なんて思いながら読むのも楽しい。

  • 続きそうな終わり方。
    J分室との絡みもあって。
    純也に比べると絆くんは未熟さが際立つ。

  • 第二弾も安定して面白い。
    悪者達の内輪の様子や父子の関係、絆の乱闘シーンなど、見どころが沢山ある。
    尚美の中途半端な存在と、何故かち超人的に感覚が鋭い絆でも正体に気がつかない西嶋がこの先のキーパーソンなのか。
    もう一人Jのイニシャルを持つ小日向純也が顔見せだけで終わった理由は別シリーズへの前振りなのかも気になります。

  • 05月-19。3.0点。
    組対K第二弾。違法ドラッグを巡る、ヤクザ・半グレ・中国マフィアの争いに挑む主人公。恋人も巻き込まれていき。。

    スーパーマン。公安Jとも絡みが深くなりそう。次作も期待。

  • 絆かっけー

  • 片桐と典明さんの会話が良かった。片桐と礼子には何があったんだろう…気になる。
    尚美が壊れたのは、自業自得だと思うけどなあ。絆のは本当に愛情だったのかな…とかモヤモヤしつつ、絆も動かられ流され、そして西崎も動かされてる…?純也も登場。美加絵と純也の約束がここでか!って面白かった。

  • ティアドロップを奪ったジャスミン、サンバギータを演じていた竜神会系沖田組の長女美加絵が実の異母兄弟である西崎に殺される。西崎こそが、ティアドロップの真の犯人だったのだが。そして絆の恋人尚美が、ティアドロップに侵されていた事で、尚美の心が壊れてしまう……。

  • Kが浮いているような。第一弾の結末から恋人をそのままにしていた理由もわからなかった。武道の達人で気で相手を圧倒するような主人公でなく、普通の警察官、警察組織を中心にしたJシリーズのスピンオフにした方がよかったのでは。

  • 2018/1/12 3読了

  • 東堂くんはすごいすごい、チャイニーズマフィアのボスもびびるという具合なのに、父ちゃんのこと尚美のことはさっぱりわからないというのはどうなのよと思った。ちょっとKシリーズは私の好みじゃないみたい。
    でも、JとQと絡む展開は嬉しい。Jの美加絵と五反田の店ペリエが出てきたり、シンクロしているはすごい。東堂とJ分室が本庁の受付で出会うとか、そしてJの時に受付だった大橋恵子がJ分室へ移動したという情報!Jの続きが楽しみになりました。こういう双方絡む展開はうれしい。

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著者プロフィール

鈴峯紅也
一九六四年千葉県生まれ。ライター歴二〇年ののち、二〇一五年十二月に『警視庁公安J』で警察小説の作家としてデビューし、たちまち人気を博す。主なシリーズとして「警視庁公安J」シリーズ、「警視庁組対特捜K」シリーズ、「警視庁監察官Q」シリーズ、「警視庁浅草東署Strio」シリーズがある。近著は『警視庁公安J クリスタル・カノン』。

「2022年 『パーティーゲーム 警視庁組対特捜K』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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