ゆら心霊相談所2 - キャンプ合宿と血染めの手形 (中公文庫 く 23-3)
- 中央公論新社 (2017年1月19日発売)
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感想 : 8件
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- Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122063396
感想・レビュー・書評
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高校のキャンプ合宿、こっそり飼っていた犬の鳴き声
幽霊騒ぎが出た別荘。
ギクシャクしているのは仕方がない事ですが
どうにかしよう! と思って口に出すのは勇気が必要。
見て見ぬふりをしていた、という罪悪感があるならば
取り返しが出来る所で気が付いたならば、それは
引き返すか巻き返せばいい事。
1話目ですが、クラスメイトがどう考えているのか
何を後悔しているのか、が分かります。
落ち、というか、どうなっていたのか、を知れば
何の問題もない2話目。
知らなければ、上に住んでいた人同様
どうしてなのか分からない一件。
案外、周囲の人間の善意で生きて行っているものです。
正体が分かればあれですが、きっかけになった女性。
うかつというか、直進的というか…。
相手の方も、ちょっとそこを叱った方がよろしいかと。
今現在、を見て判断しても仕方がないです。
最後には、1巻の謎だった包帯関連がちらっと。
さらに謎が増えましたが。
という事は、それがきっかけで…でしょうか?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
由良さんの首は、何があってこんなことになったのか?一番気になるところ。次巻は動きがありそうかな。