ゆら心霊相談所2 - キャンプ合宿と血染めの手形 (中公文庫 く 23-3)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122063396

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  • 高校のキャンプ合宿、こっそり飼っていた犬の鳴き声
    幽霊騒ぎが出た別荘。

    ギクシャクしているのは仕方がない事ですが
    どうにかしよう! と思って口に出すのは勇気が必要。
    見て見ぬふりをしていた、という罪悪感があるならば
    取り返しが出来る所で気が付いたならば、それは
    引き返すか巻き返せばいい事。
    1話目ですが、クラスメイトがどう考えているのか
    何を後悔しているのか、が分かります。

    落ち、というか、どうなっていたのか、を知れば
    何の問題もない2話目。
    知らなければ、上に住んでいた人同様
    どうしてなのか分からない一件。
    案外、周囲の人間の善意で生きて行っているものです。

    正体が分かればあれですが、きっかけになった女性。
    うかつというか、直進的というか…。
    相手の方も、ちょっとそこを叱った方がよろしいかと。
    今現在、を見て判断しても仕方がないです。

    最後には、1巻の謎だった包帯関連がちらっと。
    さらに謎が増えましたが。
    という事は、それがきっかけで…でしょうか?

  • 由良さんの首は、何があってこんなことになったのか?一番気になるところ。次巻は動きがありそうかな。

著者プロフィール

九条菜月
八月一一日生まれ。『ヴェアヴォルフ オルデンベルク探偵事務所録』にて、第二回C★NOVELS大賞特別賞を受賞し、デビュー。
主な著書に「ゆら心霊相談所」「洋菓子店アルセーヌ」「私の彼は腐ってる」シリーズがある。

「2023年 『華国神記3 終わりし神の残影に』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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