インカ帝国探検記 - ある文化の滅亡の歴史 (中公文庫 ま 4-4)
- 中央公論新社 (2017年2月21日発売)
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感想 : 7件
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- Amazon.co.jp ・本 (257ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122063723
感想・レビュー・書評
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著者が、主にスペイン人の手記類を多数読み込んで、インカ帝国の興亡を描いた本です。物語風に書かれているので面白く読めます。
出版年が古いので、学説的にはやや古い部分があるかもしれませんが、異なる二つの文明と帝国がぶつかり合う様子が大変興味深いです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
インカ帝国を征服したスペインの男たちが、今まさに何万ものインカ兵たちが待ち受ける帝国の中枢へと入り込んで行こうとする緊張感を、彼らの残した手記を読み込んだ著者が、自らの体験のように再現してくれた良書です。
マチュピチュがただの遺跡ではなく、住んでいたインカの人々の姿を感じられるようになった気がします。 -
めちゃくちゃおもろい。これ読んでから南米行くべきでした。サクサイワマン、いきたかったよお、
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インカ帝国という名前は知っていたものの、どんな国家で、スペイン人たちがどのように侵攻してきたのか、知識はありませんでした。
本書は、様々な資料を徹底的に調べ上げて、インカ帝国の繁栄と滅亡、スペイン人との攻防が理解できます。
「黄金の帝国」「太陽の帝国」などの異名を持つインカ帝国って、いま思えば凄い国家だったんですね。