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- Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122064232
作品紹介・あらすじ
未曽有の災害から復興を目指した官庁は政治に翻弄され、ついに「伏魔殿」となった。本書は後藤新平の動きを中心にその事情を捉える一方、大震災以後に登場した様々な社会意識を追い、大衆消費社会の成立過程を見据える。震災と日本人について、歴史的視座から多くの示唆を投げかけた傑作。
感想・レビュー・書評
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後藤新平による復興院の政治利用、復興局疑獄、震災後の世論の3部構成。それほど強調されているわけではないが、渋沢栄一らエリートによる震災「天譴論」への柳田国男の批判は、さすがと思った。
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政治に翻弄された復興官庁の経緯を描き大震災以後の社会意識の変化を追う本書は、大震災と日本人について歴史的視座からその深奥に迫る。〈解説〉苅部直
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