わたしという星になる　12星座のノート

著者 : Ｓａｙａ

• 中央公論新社 (2011年9月21日発売)

感想・レビュー・書評

[三条司さんの感想 · 2016年2月25日]

ふらりと久しぶりに訪れた図書館で運命の出会い。

もともと、星占いは好きだったのですが、読めば読むほど、太陽星座だけでは人はわからないのだな、と感心します。
心理学的に、５つのペルソナを持っていると精神が安定しやすいと言いますが、ホロスコープを見ると、ひとは誰でも12の顔を持っているんだなと思います。キャラ設定なんていうものがいかに愚かか、ですね。

「行動力」だと思っているものは実は「瞬発力」なんじゃない？とか、「流れに任せて生きる」のと「流されて生きる」は違うんじゃない？とか、母性を感じさせる言葉が素敵でした。

著者プロフィール

1976年セネガル生まれ。アメリカで幼少期を過ごし、１３歳で日本に帰国。青山学院大学を卒業後、単身渡米。３８歳でフィットネストレーナーに転身。アメリカ・シリコンバレーを拠点に、Google本社のエグゼクティブトレーナーとして活動。その他、Apple、テスラなど最先端企業の幹部などをクライアントに持つ。超多忙なビジネスパーソンを指導していく中で、短時間で効率よく理想のボディをつくるフィットネスプログラム「globody（グローボディ）」を考案。現在は日本に一時帰国し、企業や一般の人向けにglobodyの指導をしている。
PMA（ピラティスメソッドアライアンス）、ACE Health Coach（アメリカ運動協議会ヘルスコーチ）、全米ヨガアライアンスRYT200の資格を持つ。2児の母。

「2022年 『シリコンバレー式　globodyフィットネス』 で使われていた紹介文から引用しています。」