窯変 源氏物語〈1〉

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著者 : 橋本治
  • 中央公論社 (1991年5月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784124030013

窯変 源氏物語〈1〉の感想・レビュー・書評

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  • 現代口語版というか、光源氏が語り手で物語が進んでいくのでよりイメージしやすい。
    初めての源氏物語ならお勧めかも。

    一巻は「桐壺」「箒木」「空蝉」「夕顔」まで

  • 源氏物語より「桐壺」から「夕顔」まで。

    一人称が源氏という新語訳は初めてなのでとにかく新鮮です。
    のっけから「桐壺」にて父帝と母更衣をけちょんけちょんにけなすのが笑える。
    確かに桐壺帝は一人の更衣に惑溺し政を疎かにする女々しくて情けない帝だし、桐壺の更衣も後ろ盾も無くがんがんいじめられてたって帝の子を孕んだのならしかもそれが男皇子なら尚のことドーンと開き直って「こうなったら国母にでもなんでもなってやろうじゃない!」って気概を持ってやりゃーいいものをあっさり衰弱死しちゃうなんて弱弱しすぎるしやっぱり情けない。
    だがしかし、源氏よ お ま え が い う な !
    って何度もツッコミ入れたのは私だけじゃないと思うw

    私が読んだ新語訳ではこんなに源氏が荒々しく毒づいたり暴言を吐いたりは絶対しなかったのでそこんとこがとにかく新鮮です。
    初めて源氏に人間らしさが感じられたというか。
    私の中ではなよなよと優しく女々しく情けなくその場その場の言い逃れや言い訳ばかりの超ナルシストでしかなかった源氏が、それプラスもっと自己中心主義で我侭な王様気質のすげーヤな奴と属性を増やしましたw

    元々私は源氏だいっきらいなんですが「窯変」によってもっと嫌いになりましたw
    が、物語として新語訳としては目新しくて面白いです。
    色々読んでその果てに流れ着くとしたらお勧めできますw

  • 源氏物語ははじめてなんですがけっこう異色の訳っぽくてどきどき。まあいいや学校の図書館にはこれしか今そろってないし!
    光源氏がもうなんかもうすてきでおもしろかったです。けっこう欲望に忠実だな。
    空蝉が好きです。小君かわいい。小君をだきしめたかと思ったらなかば脅したりする光がいい。

  •  基本をほとんど知らないのに、これ読んだらまずいんじゃなかろうかって気が読んでるうちにだんだんしてきました。

     読むのに肺活量が要るような密度の高い文章。内面をひたすら追求する光る君の独白が面白い…
     けど、
    やっぱり光る君はおろおろしてくどくどしくて女々しくてめんどくさい人でした。そこはイメージどおり。

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窯変 源氏物語〈1〉の作品紹介

千年の時の窯で色を変え、光源氏のモノローグで始まる橋本源氏の誕生。

窯変 源氏物語〈1〉はこんな本です

窯変 源氏物語〈1〉の文庫

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