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- Amazon.co.jp ・本 (462ページ)
- / ISBN・EAN: 9784124034257
感想・レビュー・書評
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衣食住のうち、戦争に関わるのは「住」のみであり、国の興亡は個々の戦争の結果よりも「食・衣」で経済的文化的優位を長期に持続するにあるというのが最近の歴史学の見方らしく、覇権国家となったオランダがイギリスに地位を奪われたのは人口が数百万しかなく国外“棄民”(相手からは植民)となる階層がなかった、英国海軍は海賊が起源。英国産業革命で綿花を輸入し衣類にして売る加工貿易。アヘン戦争の必然性。ただ一人も英語を学ぼうとしない清官僚の独善。楽勝ではなく2年以上、莫大な戦費。その戦力誇示で日本を開国させられないか?英国戦略
の上手をゆく合衆国の強引交渉。
圧倒的な核戦力を擁するアメリカ帝国の絶対優位は、十年ごとに戦争をしないと周知されない?テロという非対称の攻撃と、内部では非白人、性的queerの伸長で揺らぐ国是。ネット監視で軍事行動の正当化がしにくくなっている。「中国は今なら叩き潰せる」、習近平が“天安門事件”に謝罪する時が怖い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
イギリスのインド支配と産業革命付近の復習のつもりだったけどつい面白くて読んじゃった
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