本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
- / ISBN・EAN: 9784124901245
感想・レビュー・書評
-
ダメ上司がダメ上司であるゆえん、ダメ上司に過剰適応した挙句自滅する愛されたい部下。共依存悲劇は過去の歴史だから、もぉダメだなあとほのぼのゆるーく他人事として実感できるが、今の世はどうか。橘奈良麻呂の乱あたりまで。平家はまで出てこない。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
前半は聖武天皇。
東大寺の大仏って
我が家のあたりでは小学校か中学校の遠足で必ず行くところ。
私も写生したような記憶があります。
国分寺と東大寺がこんな迷走の末にできたものだったとは・・・・
この小説の聖武天皇を見ていて思ったんだけど、
「怖じれば逃げる」タイプが最後に逃げ込むのって宗教なのかなあ。
そんでそこでも逃げたくなる何かにぶつかって逃げ場所がなくなってますますその宗教にしがみつく、みたいな。
後半、孝謙天皇は昔のまんがに出てくる頭の固い教頭先生みたいな人として登場。とんがった眼鏡とかひっつめとか似合いそうだ。
そして影が薄いのも同じ。
ストーリーは藤原仲麻呂と橘奈良麻呂が中心。
性格も境遇もついでに名前もよく似た2人の攻防。
奈良麻呂は生まれるのが遅かった=スタートで出遅れたのが痛かったのかもしれんと思う。
しかし仲麻呂の運のよさは並大抵じゃないな。
次巻、仲麻呂に足払いをかけるような人は出てくるのか?
わくわく。
(10.02.13)
---------------------------------
図書館
全3件中 1 - 3件を表示