双調平家物語 11 平家の巻(承前)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (337ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784124901313

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  • 悪源太義平の最期から、頼朝流罪、常盤の嘆願、平滋子入内、清盛太政大臣に。

  • ようやく清盛の時代へ。

    野心を出すと拒否され、出さないとあれよあれよと力が集まってくる。清盛の時代になるのは、時代の要請だったのか。

    自覚を持ち出した時が衰退の兆しなのは、今までの権力者と同じなのだろうなぁ。

    あと四巻、がんばろうっと。

  • 義朝の子らの処遇。池の禅尼による頼朝の命乞い。摂関家と清盛の結びつき。藤原邦綱の存在。50歳の春太政大臣に。
    ここに描かれている清盛は荒ぶらず野心がない。

    1年以上中断していたが、大河ドラマにあわせて読書再開。

  • すったもんだの末、頼朝が島流しに。
    そこらへんのいきさつは目が滑りに滑って頭に入っておりまへん。

    忘れた頃に再登場の忠通は、貫禄たっぷりでちょっといいかもと思った。

    清盛がどっちかというと慎重でナンバーワンになりそうな雰囲気じゃないなあと思っていたら、最後でおおっ、という展開に。
    (10.08.10)

    遠いほうの図書館。
    (10.07.25)

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著者プロフィール

1948年東京生まれ。東京大学文学部国文科卒。小説、戯曲、舞台演出、評論、古典の現代語訳ほか、ジャンルを越えて活躍。著書に『桃尻娘』(小説現代新人賞佳作)、『宗教なんかこわくない!』(新潮学芸賞)、『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』(小林秀雄賞)、『蝶のゆくえ』(柴田錬三郎賞)、『双調平家物語』(毎日出版文化賞)、『窯変源氏物語』、『巡礼』、『リア家の人々』、『BAcBAHその他』『あなたの苦手な彼女について』『人はなぜ「美しい」がわかるのか』『ちゃんと話すための敬語の本』他多数。

「2019年 『思いつきで世界は進む』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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