院政と平氏、鎌倉政権 日本の中世〈8〉

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (414ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784124902174

作品紹介・あらすじ

院政の始まりから北条時頼までの複雑な政治ドラマを一新し、社会の基盤であった「荘園」に生きる人びとの動きを捉える。

感想・レビュー・書評

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  • 平安後期の院政時代から鎌倉中期の北条時頼までの時代をとりあげる。「権力の多元的分裂」というキーワードで朝廷・幕府・寺社などの自立的勢力について、その変遷をたどる。

    2022年3月・4月期展示本です。
    最新の所在はOPACを確認してください。

    TEA-OPACへのリンクはこちら↓
    https://opac.tenri-u.ac.jp/opac/opac_details/?bibid=BB00191105

  • こけおどしな形容詞に塗れた第一部のくだらない内容を除けば、第二部、第三部は中世における院政と武家の政治力学を詳細に説明しているという点においてなかなかいい内容です
    とはいえ他者の研究の内容に言及されている例がすくなかったり、やや不満の残る内容でした

  • 日本中世が好きなら持っていても損はないかな、と。

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著者プロフィール

1931年生まれ。1953年京都大学文学部史学科卒。京都大学・龍谷大学・皇學館大学教授を経て、現在、京都大学名誉教授、文学博士。著書に『北条泰時』(吉川弘文館)、『源平の盛衰』(『講談社学術文庫』)、『日本中世政治史研究』(塙書房)、『平家物語の虚構と事実』(塙書房)、『源義経』(『平凡社ライブラリー』)、『人車記』(思文閣出版)、『兵範記』(思文閣出版)、『鎌倉時代政治史研究』(吉川弘文館)、『鎌倉時代―その光と影』(吉川弘文館)、『日本中世国家史論考』(塙書房)、『日本史の快楽』(『角川ソフィア文庫」)、『源平争乱と平家物語』(角川選書)、『壇ノ浦合戦と女人たち』(赤間神宮)、『戦中・戦後三高小史』(三高自昭会)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

「2012年 『赤松俊秀著作集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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