激突シベリア戦線 上: 覇者の戦塵1942 (C・Novels 41-17)
- 中央公論新社 (1998年10月1日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
- / ISBN・EAN: 9784125005607
感想・レビュー・書評
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やっと日米開戦前の技術メインの物語に戻ってきた。
日米開戦時は戦闘メインで技術サブの物語は技術が戦闘でどのように扱われるのかが読めて面白かったけどやっぱりこっちの方がこの作品らしいと思う。
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この世界でも本土爆撃が起きてしまったか… 電探技術が史実よりも進んでいるから少しはマシになるなるかと思っていたんだが、技術が優れていても運用で失敗するとダメな例になるんだろうな。
一方で陸海軍の電探技術者が上層部には建前を見せつつ、協力体制を構築した事は喜ばしい事だ。
それに陸軍も電探の効果的な運用を行い始めたようだから、これからの進歩を楽しみにしよう。
ここでの一番の問題は陸軍が独伊と秘密協定を結ぼうとしている事だろうな。技術交流ならまだしも相互防衛の協定は巻き込まれるだけだろう。
ちょいと気になったのは来日したドイツ人技術者と対戦車ロケット弾の事だな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
覇者の戦塵シリーズ、第11作の前半です。
今回はソ連と手を組んだ米軍が、日本の本土を爆撃してきました。海軍の協力が得られない中、陸軍の迎撃部隊の苦闘が描かれます。
前作は技術者視点があまりなくて残念でしたが、今作は電探技術や生産計画にも話が及んで、面白かったです。
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