激闘東太平洋海戦 1: 覇者の戦塵1943 (C・Novels 41-21)
- 中央公論新社 (1999年12月1日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
- / ISBN・EAN: 9784125006154
感想・レビュー・書評
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開戦から約1年経過し、ミッドウェイ島を占領した意味はそれなりにあったようだ。
米軍はミッドウェイ島からの爆撃圏内に存在する真珠湾からアメリカ西海岸のサンディエゴまで後退したようだし、反撃するにもミッドウェイ島の存在が喉に刺さった骨の如くのようだ。
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米軍は反撃を開始するようだが日本軍の暗号解読済で日本の機動艦隊を翻弄している。
どうもミッドウェイ占領から今までに太平洋でも色々とあったようだ。隼鷹航空隊は壊滅しているようだし、山本五十六搭乗機が激闘されているようだし、書かれていない物語が多くあるようだ。
技術関連の話は新型の航空機搭載電探、対空射撃電探、それに高高度飛行の技術と米軍では電波を逆探知して、自動操縦の装置と技術戦の様相を呈してきた。
最終的には前線のパイロットも技術の重要性を理解したようだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
覇者の戦塵シリーズ、第12作の1巻目です。
前作はシベリアが舞台でしたが、今作では再び東太平洋のミッドウェイにもどります。
今回はまだ前哨戦といった感じでしたが、次々に戦場に投入される電子兵器によって、戦いの概念が大きく変質していきそうなところが興味深かったです。
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