二人の眠り姫: 暁の天使たち4 (C・NovelsFantasia か 1-33)

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 848
感想 : 49
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  • Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784125007991

作品紹介・あらすじ

キングは蘇ったとたんルウの死体に遭遇する。何が起きたのかさっぱり訳が判らなかった。リィとシェラは数百光年を一気に飛んだ。しかし事態を何も把握していなかった。混乱の中、一同は"ダイダロス・ワン"-連邦情報局本部に集ったのだ。だが、彼らは互いの存在を知らぬがゆえに相手を容易ならざる敵として認識、必殺の攻撃を繰り出した。

感想・レビュー・書評

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  • 2011.09.19

    ついに女王も長い眠りから覚めた。待ちに待ったジャスミンの復活!!と同時に、ケリーへの怒り爆発!さすがは一筋縄ではいかない人です。感動の再会にはならず…(笑)2人の再会シーン楽しみです。

  •  奥さんに愛されていることをリィとシェラに盛大に惚気るキングが見れます。
    起きてからのジャスミンの漢らしさに惚れてしまいそう(笑)

     ルウが起きたてのジャスミンを表する場面が好きです。総帥Ver.のケリーもかっこいいし、大好きな巻です。

  • キングと女王が目を覚ます回。次回のバイオレンスな2人を見るのが楽しみです。
    今回もルウくんは魔法全開でなんでもやっちゃい、デモンたちはほんと頭を抱えてしまってます。
    ダンも毎回可哀想になるくらいあしらわれてます。いつ2人のことがわかるのか、どういう態度をとるのかなど気になります。

  • 二つの世界が一つになる
    二人の主人公が出会う時
    相手の言っていることを
    まず否定するのではない
    第一声で否定することは喧嘩を売っていることに他ならないから
    相棒が大切にしているものは
    自身も大切にする
    自分は自分のものだし
    相棒は相棒のもの
    自分がいない時にも
    あいつは自分のことを大切に思っているし
    そう行動していることを知っているからこそ
    忘れてはいけない
    自分を大事にできる人
    相手を大事にできる人

  • きたきたきました。二人の再会がとっても楽しみ

  • [2021年4月現在、江東区&江戸川区にあり。但し外伝2冊は江戸川区のみ。]

    暁の天使たち4巻。
    デルフィニア戦記とスカーレット・ウィザードで知った茅田砂胡。
    人生の転換期を経てから全くこの手の本を手に取る機会がなくなり、子供が出来てから復活した読書は主に幼児本と育児&家庭本、ついで勉強本といった感じで、それこそ10年ぶりにまたファンタジーの世界を再読するようになったら、、、色々出てる!多少は題名を耳にした気もするけれど、そもそもスカーレットの外伝とか、デル戦も外伝2から恐らく読んでいなかった模様。

    ケリーとリイがやりあったのは、この時だったんだ!"全仕事"の"紅蓮~"での表現だったか、二人がお互いの実力を認め合った出来事は何だったのかなーとうっすら考えていた疑問がこの巻で解けた。そして、二人の眠り姫、、、何も内容を考えずに題名を読み飛ばしていたけれど、後書き高誰かの感想から、そうか、ジャスミンとダイアナのことだったか、と(笑)。昔と違って読み終わった本は新しい本と入れ替えで返してしまうので、いざ後から何かが分かっても、巻が違うとそのシーンを読み返すことができない。でも茅田ワールドは縦横無尽に話やネタが繋がっていくから、読み直したいことが多々。特に今回のパスワードのくだりでは~~~!色々昔、それこそスカーレットシリーズを再読したくなって困った。

    ★デルフィニア戦記(王女グリンダ)⇒スカーレット・ウィザード⇒暁の天使たち⇒クラッシュ・ブレイズ⇒天使たちの課外活動⇒トゥルークの海賊⇒海賊と女王の航宙記

    ★桐原家~、もものき~

  • 二人の眠り姫
    200118読了。
    今年5冊め今月5冊め。
    #読了
    #二人の眠り姫
    #茅田砂胡

    ついに主要キャストが揃い踏み。

    2人の眠り姫はカバーを見ればわかる。

    ファンタジーだしSFだしバイオレンス?だし。
    ケリーとジャスミンの存在感が圧倒的。

    ダイアナ起動のパスワードが最高に痺れる。

    それにしてもルゥのあれこれは流石に反則のオンパレードだ。

  •  
    ジャスミンも無事に目覚めてくれて、ようやく話について行けるようになりました。笑
    天使さん達のほうは相変わらずよくわかりません苦笑

  • 二人の眠り姫とは誰のことか。
    それはすぐわかる。
    しかし、簡単には目を覚まさないのですな。どちらも。

    でもって、目覚めたジャスミンはぶん殴るためにケリーのもとへ急ぐ。
    何というか…40年たっても変わらないんだなあ、関係性が。
    この場合、成長は堕落と同義なのでしょうか。

  •  海賊王(キング)は復活したらいきなりルゥの死体に遭遇。
     そして、ルゥを救うために動き出すキング。
     一方、リィは相棒の危機に当然、動き始める。
     リィが動けばシェラも動く。
     そして、三人が鉢合わせする。
     無事にルゥを助け出したキングだったけれど、自分の妻と、そして相棒を呼び戻すために、再び、敵の本拠地に戻っていく……

     という話でした。
     いやあ、本当に面白いです。
     大好きなキャラクタが一冊の本に、全員、勢ぞろいしているのだから、とっても面白いです。
     何をよしとするのかは人それぞれだと思うので、あんまり何も言わないですが、個人的に大好きなキャラクタとずっと付き合えるのは嬉しくてしょうがないので、思い切り楽しみます。

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著者プロフィール

茅田砂胡
5月3日生まれ。牡牛座。デルフィニア戦記シリーズで小説デビューをはたす。
著書に「デルフィニア戦記」「スカーレット・ウィザード」「桐原家の人々」「王女グリンダ」「暁の天使たち」「クラッシュ・ブレイズ」「祝もものき事務所」「天使たちの課外活動」「トゥルークの海賊」「海賊と女王の航宙記」シリーズ(以上、中央公論新社刊)、「レディ・ガンナー」シリーズ(角川文庫)がある。

「2023年 『天使たちの課外活動10』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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