天使の舞闘会: 暁の天使たち6 (C・NovelsFantasia か 1-35)

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 843
感想 : 38
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  • Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784125008240

作品紹介・あらすじ

リィの身体が光る。黄金の髪は輝き、額には第三の眼のごとき濃緑の宝石をはめ込んだ銀細工の輪。腰に剣を佩くその姿は-シェラのよく知る第一級の戦士の雄姿だった。「おまえが迎えに来てくれ」という一言をシェラに残して、リィは暴走するルウの元に跳ぶ。たとえ二人の再会が死を意味したとしても…。暁の天使たち、完結篇。

感想・レビュー・書評

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  • ルウの暴走を止めに行くリィ。ほんと他人のことに対しての怒りが凄まじいです。でもそれだけのことをして、反省せずにまだ進めていたのだからもう仕方ない。人間のひとりとして平に謝罪します。
    敵対勢力の存在もちょっと出てきてますます物語に広がりが出てきてこの収拾がつくのはいったいいつになるのでしょう(笑)

  • できること
    できないこと
    常識ではなく
    その力と
    史上最強の
    世界最高の
    力を発揮することで
    その人その人の持ち場で
    できることを発揮することで
    最悪の状態を回避する
    誰にとって最悪なのか?
    後で冷静になった時に
    回復した時に
    泣かれるのだけは回避したい。
    当たり前なのだけど、
    今は何も聞こえなくなっているから
    それがわからなくなっているからこそ
    わからせてあげたい
    いつものことではない
    そのさきを目指すために
    誰かが支えてくれて
    自分の望みを形にしていく
    誰かに使われるのではなく
    自分が目指すそのために
    忘れないで
    目指していく

  • ルウ、ぶちギレ。デルフィニア戦記を読んでる間はリィの人間嫌いがイマイチよくわからなかったけど、暁の天使たちを読んでると納得してしまう。

  • [2021年4月現在、江東区&江戸川区にあり。但し外伝2冊は江戸川区のみ。]

    暁の天使たち最終巻。
    デルフィニア戦記とスカーレット・ウィザードで知った茅田砂胡。
    人生の転換期を経てから全くこの手の本を手に取る機会がなくなり、子供が出来てから復活した読書は主に幼児本と育児&家庭本、ついで勉強本といった感じで、それこそ10年ぶりにまたファンタジーの世界を再読するようになったら、、、色々出てる!多少は題名を耳にした気もするけれど、そもそもスカーレットの外伝とか、デル戦も外伝2から恐らく読んでいなかった模様。

    いよいよリイとルウの決戦??!!ただ、、、ちょーっとシェラ達三人の邪魔をする反ラー一族とのくだりはとってつけた感があってもう一息だったかな?別に戦いシーンを増やせとか全く省いていいとは言わないものの、最初の一回くらいでも良かった気がする、本当に作者がそうするつもりだったのかもしれないけれど最後の再登場もちょっとおまけ感があって、出てきた割にはあっさり?だったし。でもきっとヴァンツァーとレティを活躍させたかったのと、モイラやジョーちゃん達を出させたかったのもあるんだろうなぁ。そして!!これで終わりなの?というくらい最後はさっさとあっさり。続いて外伝を読んだから留飲がくだったけれど、スカーレットの最後同様、ちょっと自分を宥めながらの"最終巻"だった(笑)

    ★デルフィニア戦記(王女グリンダ)⇒スカーレット・ウィザード⇒暁の天使たち⇒クラッシュ・ブレイズ⇒天使たちの課外活動⇒トゥルークの海賊⇒海賊と女王の航宙記

    ★桐原家~、もものき~

  • 天使の舞闘会
    200123読了。
    今年8冊目今月8冊目。

    #読了
    #天使の舞闘会
    #茅田砂胡

    暁の天使たちシリーズ余韻残して完結。
    つまり完結はしてない笑

    通勤往復で読み終えるとはリーダビリティのお化けか。

    執筆は難儀したそうだが、絶対楽しく書いているはず。

    伝わるから。

    常識や階級や既存の枠組みをぶっ壊すとこ好きです。

    読者になれて幸せ。

  • 毎度毎度危機一髪に陥るのは、こういう物語ではお約束なんだけど…。
    それにしても、どいつもこいつも人知を超えた能力を持っている(人間ですら)うえに、人類が到底手に入れることのできない高能力を持った存在や、機械としてはあり得ない判断のできる感応頭脳を味方に持つ彼らは、もう無敵。

    そうすると危機に陥ってもはらはらしないんだよなあ。
    薬がどんどん効かなくなっていくように、危機にマヒしていく。

    だからどんどん危機は巨大化して…。
    この路線はもういいよ。
    普通に彼らのポンコツ学園生活ものでよかったんじゃない?と思う。

  •  本編終了ー!! って思ったんだけど、作者さんのあとがきで、「ようやく登場人物が出揃いました」って……。

     えーっと、まだ続くんですか……?

     とっても嬉しいです!!

     という内容です。
     黒い太陽と新月と月と太陽と闇が揃って、女王と海賊も仲良し。
     それと孫と息子がいて……次の話がめっちゃ楽しみ!! って思ったら、持ってなかった……。
     ここからが始まりのようなので、期待して続きも読んでいきます。

  • 201802

  • 20160830

  • 最終らしくそれぞれの見せ場、活躍多し。

    リィがダンへなぜこうも怒っていたのか
    3年前の出来事の詳細が明らかに。

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著者プロフィール

茅田砂胡
5月3日生まれ。牡牛座。デルフィニア戦記シリーズで小説デビューをはたす。
著書に「デルフィニア戦記」「スカーレット・ウィザード」「桐原家の人々」「王女グリンダ」「暁の天使たち」「クラッシュ・ブレイズ」「祝もものき事務所」「天使たちの課外活動」「トゥルークの海賊」「海賊と女王の航宙記」シリーズ(以上、中央公論新社刊)、「レディ・ガンナー」シリーズ(角川文庫)がある。

「2023年 『天使たちの課外活動10』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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