ダウン・ツ・ヘヴン (C・Novels BIBLIOTHEQUE 84-3)

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 207
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784125009216

感想・レビュー・書評

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  • 第三巻
    二巻より先に読んだ。

  • どんどんハマっていく。水が染み込むような、さらさらした感じ。

  • 生と死。尊敬と愛に包まれた人と対決しなければならない物語。中間~終盤にかけて「生きる」ことと「死ぬ」ことが密接して読者に考えさせる作品。大人の事情でレールをひかれた結果になってしまうことを後で知らされること。才能のある人間が、上からの命令で出世しなくてはならなくなる。理不尽な社会を見ているように感じた。

  • 。の多い文体が、登場人物の思考をトレースしているようで読みやすい。この小説のジャンルはSF?かどうかわかりませんが、設定、リアリティ、軽快感が、作者の力。飛行機の操縦の詳細な描写が、まったく解らないが、ビジュアル的にイメージさせる(ように錯覚させる)のも、良い。

  • ノベルズ版が出たので買った。
    戦闘機に乗るために人工的に生まれた人間の話。
    森博嗣の小説の中でこの主人公の草薙水素が一番クレイジーだと思う。

  • だいぶ世界観になれてきた? 謎も増えたけど。クサナギとカンナミって1巻が初対面じゃなかったんだ?(本人達も忘れたのか?)
    ティーチャーとのダンスのシーンは楽しかった 絡んでササクラとのやりとりも良かった。スイトにはササクラをお勧めしたい!(そーゆう話じゃないけどさ…) ついでに そろそろジンロウとの話がでてきてもいいのにな。

  • 例えば自殺寸前の人に向かって説得することだって正義とは限らない、嬉しいから笑うとは限らない、右も左も何かの目安として誰かが決めた指標に過ぎない、ってことを森せんせいはいつも言いたがってるような気がする。
    水素のように軽く、美しく生きられたらとも思うけど、友人として水素に安全なところにいて欲しいと願う甲斐の言い分がごく自然なものに見える私は所詮地上の人間なんだよなあ。

  • 図書館より拝借。

    生とか死とかではなく、
    善とか悪とかではなく、
    ただ純粋に飛ぶことを好きなスイトさんがいた。

    だから、1巻のスイトさんと結びつかない。

  • 草薙水素、好きです

  • 2006年4月6日読了

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著者プロフィール

工学博士。1996年『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する。「S&Mシリーズ」「Vシリーズ」(ともに講談社文庫)などのミステリィのほか「Wシリーズ」(講談社タイガ)や『スカイ・クロラ』(中公文庫)などのSF作品、エッセィ、新書も多数刊行。

「2023年 『馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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