空の欠片 (C・NovelsFantasia く 2-2 魂葬屋奇談)

著者 :
  • 中央公論新社
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感想 : 33
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  • Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784125009599

感想・レビュー・書評

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  • 【図書館本】ずっと気になっていたのをようやく。イラスト可愛いけど描き分けが髪型だけで、登場人物紹介はあまり役立たない。
    ミナミもユキも好みなキャラなので読むのは楽しかったし、ホラーじゃない霊的なお話は好きなので面白かった。魂や霊の設定(定義)も興味深かった。続きも楽しみ。

  • いまいち。強引な流れ。

  •  この作品は、「魂葬屋奇談」という名前で全6冊から成り立っています。私が紹介する作品は、その第一作です。
     内容は、平凡に過ごしていた高校生・深波(みなみ)は、ある日友人の楓が死んだことを知ったその日に、自分にしか見えない謎の少年と知り合うところから物語は始まります。『魂葬屋』と名乗るその少年は、深波に「仕事を手伝ってほしい」と頼みます。訳も分らず巻き込まれてしまった深波だが、捜査の過程で楓の秘密を知ってしまい・・・。『魂葬屋』とは、何か?楓の秘密とは?二人は仕事を完遂することができるのか!?
     私が、この作品を読んだきっかけは、友達の勘違いがきっかけです。友達に頼んでいた本と間違ってもってきてしまったのがこの本です。けど、私がこの本を読んだのは、最初に見た時に表紙の絵がよかったからです。しかも、普通の小説と違い所々に絵が挿入されていて、情景が思い浮かびやすかったからです。
     面白いところでは、人間の言葉を喋る猫が出てきます。この猫はその謎の少年が連れている猫なんですが、後から犬やカラス、ハトにネズミといったのも出てきます。みんな個性がすごく出ていて面白いです。見てもらいところは深波の心境の変化です。1冊じゃわからない6冊を通して深波の変わっていく様子を見てほしいです。 [ペンネーム・いちご]

  • 学校でクラスメートが転落死し動揺する『深波(みなみ)』の前に、謎の少年が姿を現す。どうやら彼の姿は他の人には見えないらしく、「『魂葬屋のユキ』と名乗る少年は、行方の分からない魂の欠片を探す手伝いをしてほしいと頼んでくる。
    しぶしぶながら手伝うことにした深波だったが、やがて思いもよらぬ事件の真相へたどりつく。


    世界観は好きです。ストーリーも悪くはないと思う。ただ、キャラがおしなべてステレオタイプ。まあ、シリーズらしくまだ導入部と言ったところでしょうから、消化不良感が残るのは仕方がないのかもしれません。今後、キャラが生きてくればもう少し楽しめるのではないかと期待します。

  • まず突っ込みたいのは中表紙にひとりでいる奴が数ページしか出てこないことだよ!

    キャラ小説なのはわかるが、あれだけ出番ないやつをなぜもってきたのか…一番人気でそうだからか!
    まぁ、主人公のキャラ薄めだもんな…。
    ミステリとしては微妙すぎる。あれ、これファンタジーだったの?

    にゃんこはかわいい。

  • 見覚えのない少年に話し掛けたのが運の尽き、平凡な高校生だったミナミはユキという少年と、同級生の死の真相を調べることに。

    ミナミとユキのやりとりが、漫才みたいで楽しいです。
    過保護すぎる兄とその同僚とか、けっこう登場人物のキャラが濃くて面白かったです。

  • 前作のデビュー作(?)より読みやすい。
    シリーズの1作目、続き読みたいかも。

  • 既視感のある話だがキャラクターが可愛い。じわじわくる

  • 周囲に無関心な生活を送っていた主人公が、同級生の謎の死の直後に出会った「魂葬屋」と名乗る男に付き合わされて、魂の欠片を探すこととなる。
    同級生が死んだ「事件」と、魂の欠片を探す、というふたつの事柄を追ったライトノベル。
    さらっと読めるのは良いことだが、設定や展開全てが「どこかで読んだような」と感じるもので、非常に先の読める展開である上に、設定が浅く描写が軽い。綺麗だけど味が無く、書き分けも上手く出来てない挿絵通りの小説。
    シリーズものなので、「主要人物と舞台設定の紹介」としてさらりと流すべきか。

  • 老成した高校生が魂葬屋と名乗る少年?を手伝う話。シリーズものらしい。1作目。
    2010/4/18

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著者プロフィール

九条菜月
八月一一日生まれ。『ヴェアヴォルフ オルデンベルク探偵事務所録』にて、第二回C★NOVELS大賞特別賞を受賞し、デビュー。
主な著書に「ゆら心霊相談所」「洋菓子店アルセーヌ」「私の彼は腐ってる」シリーズがある。

「2023年 『華国神記3 終わりし神の残影に』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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