黄昏の異邦人 (C・NovelsFantasia く 2-4 魂葬屋奇談)

著者 :
  • 中央公論新社
3.53
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本棚登録 : 132
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784125009896

作品紹介・あらすじ

三日間だけだからとユキに拝み倒され、魂葬屋見習い・千早、同じく使い魔見習い・胡白の認定試験に駆り出された深波。日本語が限りなく怪しい千早(純和風の名前のくせに金髪の外国人!)と魂探知機能が限りなく不安な胡白につきあい、街中を右往左往するはめに。手伝いだけでも大変なのに、夜間禁足令が出ているはずの千早は、夜な夜なひとり街を彷徨い、訳ありの様子で…好調オカルト・ファンタジー第3弾。

感想・レビュー・書評

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  • 【図書館本】今更だけど……名前表記が漢字だったり片仮名だたりと統一性がないのが気になる。
    そして今回も連夜さん活躍なかった。どころか名前だけ……。ユキちゃんの出番も少なく、このシリーズの主人公はミナミちゃんだってことを痛感させられた。物足りなかったー。
    次こそ連夜さんの活躍を!! そしてヤナッチサンの再登場にも期待。

  • 日本で亡くなって魂葬屋を希望したら、日本の魂葬屋になるのね~。日本の魂葬屋を目指している外国人「千早」が登場。
    ユキの距離を置いた付き合いかたを、水臭いとさびしく感じる深波。なんだかんだ言いながら、面倒見が良いのよね。

  • 魂葬屋奇談第3巻。

    魂葬屋見習いとミナミの話。
    使い魔見習いの鳩がとても浮き沈みが激しくて面白かったです。

    最後はちょっと切なくて、でも、そういう生き方(?)もあっていいよなぁ…と思いました。

  • 最初はあんまし思わなかったけど、結構面白いかも。このシリーズ。
    今回はユキの元に魂葬屋見習いがやってくる。
    イギリス人の千早と使い魔(ハト)の胡白。とにかく全然ダメダメなんだけど、一生懸命でかわいいです。特に胡白。
    最終的にはちょっとシリアスな展開になりますが、自分の選択を後悔しないのではなく、どっちにしろ後悔はするんんだから自分の決めた道を選ぶっていうのがね~~~
    んで、結局巻き込まれるミナミ。千早たちの最終試験に付き合って手助けをすることに。次第に千早の様子がおかしいことに気づき始めて・・・
    実は結構最後の「余話」が好き。紅葉の話だったりヤナっちの話だったり、伊知の話だったり。あ、なにげにいい人な伊知好きです。

  • 千早ぁ(っД`)。°
    涙ちょろりーな作品です。

  • 三冊目。
    その感情の動きはあり得ないだろ、と突っ込みを入れようと思ったんだけどなんか泣ける話だった。

  • 新たなキャラクターたち、魂葬屋見習い千早の登場、そしてシリアスなお話。いろんな子(使い魔)と仲良しな深波が素敵(笑)深波がユキとの間に感じた違和感の正体に気付きます。次巻に期待。

  • 今回の話は卑怯だと思った。(注:褒め言葉)
    魂葬屋見習いの千早がユキの下に実習を受けに来ます。
    どっちを選んでも後悔する選択肢。
    千早の、ヤナッチの、両方の思い(特にヤナッチ)のぶつかり合うところで涙腺が緩む緩む・・・。
    そして、ユキと深波の間あった、見えない距離が広がって・・・。

    ・・・、どうか千早の遠大な夢が叶いますように・・・。

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著者プロフィール

九条菜月
八月一一日生まれ。『ヴェアヴォルフ オルデンベルク探偵事務所録』にて、第二回C★NOVELS大賞特別賞を受賞し、デビュー。
主な著書に「ゆら心霊相談所」「洋菓子店アルセーヌ」「私の彼は腐ってる」シリーズがある。

「2023年 『華国神記3 終わりし神の残影に』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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