ヴァンピーア: オルデンベルク探偵事務所録 (C・NovelsFantasia く 2-5)
- 中央公論新社 (2007年10月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784125010076
作品紹介・あらすじ
20世紀初頭独逸、急速な文明の発展の陰で居場所をなくしつつある人ならざるものたちと人族の共存を目指し、オルデンベルグ探偵事務所は設立された。ここに、不可解な状況で消えた女性の遺体探索依頼が舞いこみ、彼らの存在をよく知るフェルが派遣される。しかし現地に到着直後から殺人事件が相次ぎ調査もままならない。地精の協力を得て謎に挑むが、自らも命を狙われ-人気シリーズ、待望の続篇登場。
感想・レビュー・書評
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意表を突く展開で、面白かった。
しかし、性別を詐称することなどできそうにもないが、そこはファンタジーなのでオッケー。
邪眼の相棒リヒャルトは、登場した時からこんなことじゃないかと思ったよ。 -
吸血鬼としての盛り上がりは今ひとつだったけど、ファンタジー色のあるミステリとしては良い感じ。予想の斜め上を行くどんでんがえしは、好きなタイプなので、この作者を今後も追いかけていくつもり。
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ある少女が殺害された。そしてその後教会に安置されていた遺体が盗まれた。オルデンベルク探偵事務所へ依頼されたのは遺体の発見。以前この街に住んでいて依頼者とも面識のある吸血鬼が事件の捜査にあたることになるが・・・。
いや!最後は騙されるっていうか、良く読まないと理解できなかったな・・・。まさか~って感じで。ま、ある意味ムチャな~って感じでもあるんだけどね。
少女を殺して得をする人間は誰か?そして彼女の遺体がなくなった理由は??? -
2010/02/12-2010/02/13
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オルデンベルク探偵事務所録第2弾。
前作を知らなくても充分に読めます。本音を言えばジークやエルにもい一度会いたかったのですが、作者さん曰く「主役は探偵事務所で働く人々」だそうなのでいずれまた会えるかもと期待してます。
お転婆なヒロインに振り回される主人公が微笑ましいです。
最後にそうだったのかということが。完全に読めなかった…。読後もなんとなく温かさの残る作品でした。 -
普通にだまされた。が、それもまた善哉。
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読んだ本。
オルデンベルク探偵事務所録シリーズ第2巻。 -
読めば読むほど深みにはまるファンタジー